動画配信サービス利用率、有料は「Amazon」、無料は「YouTube」が圧倒的強さ
[2019/6/20 00:00]
動画配信ビジネスの調査レポート
インプレス総合研究所は、6月25日に調査レポート「動画配信ビジネス調査報告書2019」を発売します。
この記事では、そのレポートから動画配信の利用状況調査の一部を紹介します。
有料動画配信サービスの利用率
過去3カ月以内に、有料の動画配信サービスを利用したユーザーの割合を見ています。
1位は「Amazonプライム・ビデオ」でした。
2位は「Hulu(フールー)」、3位は「Netflix(ネットフリックス)」が続きます。
無料動画配信サービスの利用率
「動画共有サービス」や「SNSの動画」など、無料の動画配信サービスの利用率を見ています。
1位は「YouTube」でした。
2位は「Twitter」、3位は「LINE」とSNSの動画が続きます。
ライブ動画配信サービスの利用率
リアルタイムで動画を配信しているライブ動画配信サービスの利用率を見ています。
1位は「YouTube Live」でした。
2位は「LINE LIVE」、3位は「Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)」とSNSのライブ配信が続きます。
ライブ配信は新しい分野だけに、スマホアプリによる新しいサービスも一定のシェアを得ています。
各分野の1位が圧倒的な強さ
有料、無料、ライブ配信の3分野で共通しているのは、1位のシェアが大きく、2位以下との差が大きくなっていることです。
有料の「Amazonプライム・ビデオ」、無料の「YouTube」、ライブ配信の「YouTube Live」は、いずれも歴史の長さや使いやすさなどの特徴があり、よく普及しています。
圧倒的な強みを持つ1位に対して、2位以下のサービスがどのように対抗していくのかがテーマとなるでしょう。