聴力の低下を感じたきっかけは「騒がしい場所での会話が聞こえにくい」
[2019/7/5 00:00]
60歳以上の「耳の聴こえ」
メガネショップ「アイメガネ」を展開するアイジャパンが、「聴こえに関する実態調査」の結果を公開しています。
2019年5月に行なわれたインターネットアンケートには、全国の60歳以上の男女500人が回答しています。
6割の人が聴力の変化を自覚
「自分の聴力の弱まりを感じたことがある」人は、500人中の294人でした。
回答者全体の6割が、聴力の衰えを感じています。
きっかけは「騒がしい場所での会話が聞こえにくい」
聴力の低下を感じると回答した人に、「聴力の弱まりを感じたきっかけ」を聞いています。
一番多いのは、「騒がしい場所での会話が聞こえづらくなった」でした。
次に「TVやラジオの音が聞こえづらくなった」と「通常時の会話が聞こえづらくなった」が続きます。
ストレスを感じるのは日本語の聞き取り
聴力の低下を感じている人に「音が聞こえにくいことでストレスを感じるか」と聞いています。
「とても感じる」と「どちらかというと感じる」を合わせると、50%以上の人がストレスを感じていることが分かりました。
そして、ストレスを感じる場面は、「日常会話」が一番多くなっています。
次いで、「電話での会話」「テレビ(映画、ドラマ)」「テレビ(ニュース、バラエティ)」などの場面が挙がっています。
同じテレビでも音楽関連の順位は高くありません。
耳が聞こえにくくなってストレスを感じるのは、日本語のアナウンスや会話などの聞き取りであることが分かります。