定年後は収入が大幅に低下。でも働き続けたい人が6割以上

[2019/7/14 00:00]

定年後の働き方のアンケート

旅行サイトのエアトリが、「定年後の再雇用に関するアンケート」の結果を公開しています。

2019年6月に行なわれたインターネット調査では、「定年を迎えた人」537人が回答しています。

6割以上の人は定年後も働いている

定年を迎えた後に、再び働いている人は回答者の64.6%でした。

3人のうち2人ぐらいの割合で定年後も働いています。

出典:エアトリ

定年後は、収入が大きく下がる

定年後の再就職で心配なのが、収入の低下です。

今回のアンケートでも、定年前は「900万円以上」や「800万円以上900万円未満」という回答が多くみられました。

しかし、定年後は「300万円以上400万円未満」や「200万円以上300万円未満」が多くなります。

仕事や勤務体制の変化もあるでしょうが、収入が大きく下がることは間違いないようです。

出典:エアトリ

同じ会社で働いている人は4割

定年後に働いている人に、働いている場所を聞いています。

一番多いのは「定年前と同じ会社」が4割以上でした。

あまり差がなく、「違う会社」が続きます。

フリーランスなど自営業として働いている人も1割を超えます。

出典:エアトリ

再就職した理由は「勧誘があったから」

定年後に再就職した理由で一番多いのは「会社や知り合いから勧誘があった」でした。

次いで、「社会との接点を持ちたかった」「働くことが好き」「貯蓄額に不安がある」などが、ほぼ並んでいます。

出典:エアトリ

65歳を過ぎても働きたい人が7割

何歳まで働く予定かという質問で、一番多い回答は「65歳以上70歳未満」でした。

回答者全体の7割は、65歳を過ぎても働きたいと考えています。

さらに、70歳以上で働きたい人も4割近くいます。

たとえ収入が下がったとしても、現役として働ける限りは働き続けたいと思っている人が多いことが分かります。

出典:エアトリ
[シニアガイド編集部]