ネットの利用は「スマホのみ」が5割を超える

[2019/7/20 00:00]

ネット利用の定点調査

コミュニケーションアプリを提供している「LINE(ライン)」が、「インターネットの利用環境 定点調査」の結果を公開しています。

2019年4月に行なわれた調査では、全国の15~59歳の男女803人が回答しています。

「スマホのみ」という人が5割を超える

日常的にインターネットを利用している人は「92%」に及びました。

ネットにつながっていない人は、「8%」まで減っています。

使う機材では、「スマホのみ」という人が54%に達して、初めて5割を超えました。。

パソコン(PC)の利用者は41%いますが、「スマホとPC」の併用者がほとんどで、「PCのみ」という人は、3%しかいません。

出典:LINE

10代は「スマホのみ」が多い

年代別にみると、15~19歳では「スマホのみ」利用者が81%を占めています。

15~19歳で「スマホ+PC利用」も減っており、スマホだけという人が増え続けています。

20代から40代までは、スマホを利用している人は90%を超えています。

しかし、50代になると、スマホユーザーは80%まで下がります。

出典:データを基に編集部が作成

女性は「スマホのみ」が多い

男女別に見ると、男性は「スマホ+PC」が、女性は「スマホのみ」が多くなっています。

特に女性は「スマホのみ」の割合が高く、約7割を占めています。

出典:データを基に編集部が作成

ネット利用は「スマホのみ」へ

ネットを利用するときにPCを使う人は、男性を中心に残っています。

しかし、スマホとの併用は当たり前になっており、「PCのみ」という人はごくわずかでした。

すでにネットの利用はスマホが中心ですが、10代を中心に「スマホのみ」の利用者が増えていくことが予想されます。

[シニアガイド編集部]