SNSの利用者は13歳から40代が中心。どの世代でも女性の方が多い

[2019/7/28 00:00]

ネット利用者の多くはSNSを使っている

インターネットの利用方法は、いくつもありますが、「SNS」は、代表的な1つでしょう。

SNSは、ソーシャル・ネットワーク・サービスの略称で、登録された利用者同士が交流できる会員制サービスのことです。

具体的なサービス名で言えば、Facebook、twitter、LINE、mixi、Instagramなどがそれにあたります。

総務省による「通信利用動向調査」によれば、インターネットを使っていいる人のうち「56%」がSNSを利用しています。

出典:データを基に編集部が作成

女性の方がSNSを使っている率が高い

SNSの利用率は、性別や年齢によって大きな差があります。

性別では、「女性」の方が「男性」よりも利用率が高くなっています。

年齢では、「13歳」から「40代」までは、6割以上の人が使っています。

この世代が、SNSの中心的なユーザーと言えるでしょう。

利用率は、「50代」になると50%台に、「60代」では30%台まで下がります。

出典:データを基に編集部が作成

SNSを使うのは「知人とのコミュニケーション」

SNSの利用者は、何を目的としているのでしょうか。

一番多いのは「従来からの知人とのコミュニケーション」でした。

次に「知りたいことについて情報を探す」が続きます。

この2つを目的とする人が多く、50%を超えています。

なお、SNSを利用する目的は年齢による差が、あまりありません。

例えば、「60代」に限定しても、利用の目的はほとんど同じです。

あえていえば、「60代」では「ひまつぶし」や「交友関係を広げる」など、新しい事柄や知人を求める人が少ないことでしょう。

出典:データを基に編集部が作成

「公の場」であることを忘れずに

SNSは、とても便利なコミュニケーション手段です。

しかし、思わぬプライバシーの拡散や、知り合いであることを利用した詐欺、事実と異なるフェイクニュースへの誘導など、危険な側面もあります。

SNSは、身内同士のクローズドな空間のように見えますが、実は多くの人と共有しているオープンな場所なのです。

写真を公開するときや、発言をするときは、常に他人の目がある公(おおやけ)の場であるということを意識して行動しましょう。

[シニアガイド編集部]