SNSの利用者は13歳から40代が中心。どの世代でも女性の方が多い
ネット利用者の多くはSNSを使っている
インターネットの利用方法は、いくつもありますが、「SNS」は、代表的な1つでしょう。
SNSは、ソーシャル・ネットワーク・サービスの略称で、登録された利用者同士が交流できる会員制サービスのことです。
具体的なサービス名で言えば、Facebook、twitter、LINE、mixi、Instagramなどがそれにあたります。
総務省による「通信利用動向調査」によれば、インターネットを使っていいる人のうち「56%」がSNSを利用しています。
女性の方がSNSを使っている率が高い
SNSの利用率は、性別や年齢によって大きな差があります。
性別では、「女性」の方が「男性」よりも利用率が高くなっています。
年齢では、「13歳」から「40代」までは、6割以上の人が使っています。
この世代が、SNSの中心的なユーザーと言えるでしょう。
利用率は、「50代」になると50%台に、「60代」では30%台まで下がります。
SNSを使うのは「知人とのコミュニケーション」
SNSの利用者は、何を目的としているのでしょうか。
一番多いのは「従来からの知人とのコミュニケーション」でした。
次に「知りたいことについて情報を探す」が続きます。
この2つを目的とする人が多く、50%を超えています。
なお、SNSを利用する目的は年齢による差が、あまりありません。
例えば、「60代」に限定しても、利用の目的はほとんど同じです。
あえていえば、「60代」では「ひまつぶし」や「交友関係を広げる」など、新しい事柄や知人を求める人が少ないことでしょう。
「公の場」であることを忘れずに
SNSは、とても便利なコミュニケーション手段です。
しかし、思わぬプライバシーの拡散や、知り合いであることを利用した詐欺、事実と異なるフェイクニュースへの誘導など、危険な側面もあります。
SNSは、身内同士のクローズドな空間のように見えますが、実は多くの人と共有しているオープンな場所なのです。
写真を公開するときや、発言をするときは、常に他人の目がある公(おおやけ)の場であるということを意識して行動しましょう。