移住相談が一番多いのは「長野」。一番少ないのは「大阪」
[2019/8/3 00:00]
1年に30万件近くもある移住相談
総務省が、2018年度に、都道府県や市区町村などの自治体が受けた移住相談の件数を発表しています。
今年度の移住相談件数は29万8千件でした。
これは、昨年度から、3万件以上増えており、地方への移住を考えている人が増えていることが分かります。
総相談件数が多い「長野県」
都道府県別では、4年連続で「長野県」が1位でした。
常設の移住相談窓口と、イベントを合わせた相談件数は1万8千件を超えており、移住希望者の関心の高さがうかがえます。
- 長野県 18,142
- 新潟県 16,456
- 石川県 14,855
- 北海道 13,844
- 兵庫県 13,686
- 富山県 12,756
- 福島県 11,774
- 福井県 10,730
- 高知県 10,509
- 静岡県 9,981
- 山口県 8,772
- 大分県 7,583
- 宮城県 7,459
- 長崎県 7,349
- 岡山県 7,182
- 福岡県 7,046
- 秋田県 6,678
- 島根県 6,495
- 鳥取県 6,182
- 千葉県 6,069
窓口での相談件数が多い「新潟県」
常設の移住相談窓口での相談件数で見ると、一番多いのは「新潟県」でした。
新潟県は、首都圏だけで4カ所の相談窓口を常設しており、窓口での相談に力を入れています。
- 新潟県 12,625
- 石川県 12,377
- 長野県 12,271
- 富山県 11,870
- 福島県 10,795
イベントでの相談件数が多い「北海道」
移住相談イベントなどので相談件数で見ると、一番多いのは「北海道」でした。
北海道は、北海道単位のイベントの他に、道内の町村による移住相談イベントも多く開催されています。
- 北海道 6,341
- 兵庫県 6,115
- 長野県 5,871
- 新潟県 3,831
- 高知県 3,742
相談が少ないのは「大阪府」
逆に、移住相談件数が一番少ないのは「大阪府」でした。
大阪府は、首都圏に1つあるのを始め、全国に4つの移住相談窓口を常設していますが、なぜか相談件数は少なめです。
2位の「東京都」は、常設の移住相談窓口が無く、移住者の勧誘に熱心ではありません。
- 大阪府 266
- 東京都 554
- 沖縄県 1,042
- 奈良県 1,552
- 神奈川県 1,885