消費税増税前にまとめ買いするのは「洗剤」と「トイレットペーパー」
チラシアプリユーザーへのまとめ買い調査
チラシ情報サービス「トクバイ」が「消費税増税前の意識調査」の結果を公開しています。
2019年8月6日に行われたインターネット調査には、トクバイを利用している全国の20代から70代の男女833人が回答しています。
ここでは、増税前のまとめ買いに関する結果を紹介します。
まとめ買いをする人は42%
消費位税増税を意識して事前にまとめ買いを予定している人は42%でした。
半分弱の人が、何かのまとめ買いを予定しています。
まとめ買いをするのは「洗濯用洗剤」
増税前にまとめ買いをする商品の、上位5つは次の通りです。
- 1位:洗濯用洗剤
- 2位:トイレタリー・バス用品
- 3位:白物家電
- 4位:化粧品
- 5位:お酒・ビール
1位は、保存が効いてまとめ買いしやすい「洗濯用洗剤」でした。
2位は、トイレットペーパーなどのや「トイレタリー用品」が挙がっています。
まとめ買いされる商品は、日常的な消耗品で、必ず購入する必要がある「生活必需品」が最優先のようです。
買い置きをするのは定番の生活必需品
まとめ買いをされる商品は、どんな理由で選ばれているのでしょうか。
- 1位:いつも購入している我が家の定番商品
- 2位:増税の影響が大きい、高額な商品
- 3位:軽減税率対象外の商品
- 4位:自宅時で保管する事を考慮し、かさばらないパッケージの商品
- 5位:我が家の定番商品ではなくても、クーポン対象やセール対象商品
これを見ると、日常生活でいつも使っている商品が最優先であることが分かります。
また、大量のまとめ買いに備えて、商品のパッケージが小さいものを選ぶ傾向があります。
生活必需品のまとめ買いに注目
現在の予定では、2019年10月1日に消費税が10%に増税されます。
今回のアンケートは、スーパーのチラシを見るアプリのユーザーが対象のためか、「不動産」「住宅」「自動車」など、高額な商品を駆け込みで購入するという動きが見られませんでした。
むしろ、低額でも必ず購入する生活必需品について、まとめ買いを考えている人が目立ちます。
特に、保存しやすくまとめ買いしやすい、洗剤、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどは、まとめ買いをする人が多そうです。
スーパーなどで買い物をする際は、そのあたりの商品の価格もチェックして、買い置きを検討しましょう。