いま住んでいるマンションに不満がある人は53%。不満は「収納」と「防音」
[2019/8/28 00:00]
3年以内にマンションを選んだ人へのアンケート
建築業のカシワバラ・コーポレーションが、マンション選びについてのアンケート結果を公開しています。
2019年7月に行なわれたインターネット調査には、直近3年以内にマンションを購入または賃貸した20歳~69歳の男女600人が回答しています。
半分以上の人は、住んでいるマンションに不満がある
「現在お住まいのマンションに不満を持っていますか 」という質問に対して、半分以上の人が「不満がある」と回答しています。
最大の不満は「収納不足」
「実際に住んでみて、そこで初めて気づいた不満点」で、一番多かったのは「収納が少ない」でした。
次に多いのは「防音設備」でした。これは、内見時には気づきにくい欠点でしょう。
以下、「キッチンが狭い」「日当たりが悪い」などが挙がっています。
「立地」「価格」「部屋数」がポイント
では、回答者は、どんな点に注意してマンションを選んでいるのでしょうか。
「あなたはマンションを選ぶ際、どのようなことを重視しますか」と聞いています。
一番多い回答は、「立地」でした。
そして、「価格」と「部屋の広さ/部屋の数」が続きます。
この3つの回答は50%を超えていますから、多くの人がマンション選びのポイントと考えているとみて良いでしょう。
欲しい設備は「宅配ボックス」
最後に、「無いと困るマンション設備」を聞いています。
特に多かったのは「宅配ボックス」で、半分近くの人が挙げています。
留守中でも宅配便が受け取れるロッカー式の宅配ボックスは、部屋を空ける時間が長い住民にとってとても便利な設備なのです。
これからマンション選びをする際は、「宅配ボックス」の有無はチェックしておきましょう。