増税前に買いだめを考えているのは「ティッシュペーパー」と「シャンプー」
[2019/9/12 00:00]
消費税増税に関するアンケート
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が、「消費増税と家計の見直しに関する意識調査」の結果を公開しています。
2019年7月に行なわれたインターネット調査には、全国の20代~60代の男女1,200人が回答しています。
この記事では、消費増税前の駆け込み購入や買いだめについて紹介します。
買いだめを考えている人は37%
「消費税が増税される前に、駆け込み購入や買いだめをしようと思うか」と聞いています。
「そう思う」は37%でした。
だいたい3人に1人ぐらいの割合で、買いだめなどを考えています。
真っ先に考えるのは「ティッシュペーパー、トイレットペーパー」
「駆け込み購入、買いだめをしようと思っている商品」を聞いています。
1位は「ティッシュペーパー、トイレットペーパー」でした。
2位の「シャンプー、コンディショナー」と3位の「インスタント食品」までが、回答者の半分を超えています。
リストを見ると、日常的に使用する消耗品が優先で、長期保存できる食品や飲料が続きます。
前回の増税時に買いだめをした人は28%
2014年4月に行なわれた「5%から8%への消費増税」のときに、買いだめをした人は28%でした。
7割以上の人は、買いだめをしなかったことが分かります。
後で考えると必要がなかったものは「インスタント食品」
前回の増税時に、駆け込み購入や買いだめをした商品のうち、「後で振り返ると必要がなかった」ものを聞いています。
一番多かったのは、「インスタント食品」で30%を超えました。
以下、「冷凍食品」「ティッシュペーパー、トイレットペーパー」「お酒を除く飲料」などが続きます。
買いだめをして後悔している商品は、今回、買いだめをしようと思っている商品と重なっているものもあります。
もし、買いだめをするならば、本当に必要な商品なのか、もう一度考えてからにしましょう。