日本の高齢者人口は過去最多。高齢化率も過去最高の「28.4%」
[2019/9/18 00:00]
総人口の28.4%が高齢者
総務省統計局が、「高齢者の人口」についてのレポートを公開しています。
65歳以上の高齢者の人口は、2019年9月15日現在で「3,588万人」と過去最多でした。
また、高齢者人口が総人口に対して占める割合を示す「高齢化率」は「28.4%」で、過去最高となっています。
2040年の高齢化率は35%を超える
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、高齢化率は今後も上昇が続きます。
高齢化率は、2025年には30.0%となり、2040年には35.3%になると見込まれています。
日本の高齢化率は世界最高
2019年の高齢化率を比較すると、日本が世界最高です。
2位はイタリア、3位はポルトガルが続きます。
国連による今後の推計では、2065年には韓国が1位で、2位が日本、3位がイタリアとなっています。
高齢者は女性の方が多い
なお、高齢者の人口を 男女別にみると、男性は1,560万人、女性は2,028万人でした。
高齢者のうち、男性が43%、女性が57%を占めています。
「15歳未満」や「15~64歳」では男性の方が多いのですが、「65歳以上」の高齢者人口だけは、女性の方が多くなっています。