定年前後の6割以上が「定年を迎えても働きたい」と希望している
定年前後の千人にアンケート
健康食品メーカーのイマジン・グローバル・ケアが、「定年前後のお金と健康に関するアンケート」の結果を公開しています。
2019年8月に行なわれたインターネット調査には、全国の50歳~65歳の男女1,105人が回答しています。
半分以上の人が「500万未満」しか貯金がない
「現在の貯蓄額」という質問で、一番多い回答は「100万円未満」です。
次に多いのが「100万円~500万円未満」でした。
この2つを足すと50%を超えており、半分以上の人が「500万円未満」の貯金しかないことが分かりました。
そして、「貯蓄額は十分だと思う」という人は10%しかいません。
9割近くの人が、自分の貯蓄額は十分ではないと思っています。
「定年を迎えても働きたい」は6割以上
「今後の生活のために、定年を迎えても働きたいと思いますか」と聞いています。
全体では6割以上の人が「定年後も働きたい」と回答しています。
性別で見ると、男性では約7割、女性でも5割以上の人が働き続けることを希望しています。
やはり、自分の貯蓄額に自信がない人が多いので、それを補うためにも、できるだけ長く働き続けたいと考えるのでしょう。
自分の「体力」「気力」に不安
「定年を迎えても働き続けることに関して不安に思っていること」を聞いています。
一番多いのは、「体力が続くか」とでした。
次に、「気力が続くか」が続きます。
職場などの環境の変化よりも、自分自身の「体力」と「気力」の方が不安であることが分かります。
健康のために心がけているのは「バランスの良い食生活」
最後に、「健康のために取り組んでいること」を聞いています。
半分以上の人が「バランスの良い食生活」を挙げています。
そして、「十分な睡眠」と「定期的な運動」が続きます。
健康に良い習慣を身に着けよう
今回のアンケートでは、定年前後の50代から60代でも、貯金は500万円未満のことが多く、定年後も働きたいと考えていることが分かりました。
その際に不安となっているのは、自分の体力や気力が続くかどうかということです。
そのために、「バランスの良い食生活」と「十分な睡眠」「定期的な運動」などの健康に良い習慣を心がけている人が多いようです。
60代になって定年を迎えても働き続けられるように、できるだけ早い時期から、健康に良い習慣を身に着け、働き続けられる体力と気力を養いましょう。