消費税増税を前に、「駆け込み購入」や「買い置き」をする商品リスト
消費税増税についての千人アンケート
調査会社のリサーチ・アンド・ディベロプメントが、「消費税増税」についてのアンケート結果を公開しています。
2019年9月に行なわれたインターネット調査では、全国の20歳~69歳の男女1,000人が回答しています。
ここでは、駆け込み購入や買い置きをする商品を中心に紹介します。
駆け込み購入や買い置きをする商品リスト
増税に備えて何かしら購入したり、これから購入するとした人は60.3%でした。
消費税増税を前にして、半分以上の人は、ふだんとは違う行動を予定しています。
駆け込み購入や買い置きをする商品は、挙げた人が多い順に並べてみましょう。
- ビューティーケア/トイレタリー(シャンプー、歯磨きなど)
- 衛生用品(トイレットペーパー、紙おむつ、生理用品など)
- 化粧品、美容用品
- 保存のきく食品
- お酒
- ファッション(服、靴など)
- OA機器(スマホ、パソコンなど)
- AV機器(カメラ、テレビなど)
- 自動車、自転車、自動車用品
- ゲーム機、ゲームソフト
- タバコ
- 家具、インテリア
- 楽器、CD/DVDなどのソフト
- 健康用品、健康器具
- 宝飾品(時計、アクセサリー)
- スポーツ、アウトドア用品
- 住宅、リフォーム
- レジャー施設の年間パス、回数券
買い置きをするなら「日用品」が最優先
商品のリストを見ると、まっさきに「日用品」が挙がっています。
日用品は日常生活の中で必ず使うものなので、消費税が上がる前に買い置きを考える人が多いのでしょう。
リストには「保存のきく食品」が入っていますが、食品は軽減税率の対象です。
消費税は8%のままで上がりませんから、無駄な買い置きをしないように気をつけましょう。
「お酒」は軽減税率の対象外です。日常的に消費する人は、まとめ買いをしても良いでしょう。
一方、ミネラルウォーターなど「お酒以外の飲料」は軽減税率の対象ですから、そちらは買い置きをする必要はありません。
このリストには「自動車」や「住宅」などの高額商品も含まれています。
「自動車」は自動車が登録された日、「住宅」は引き渡しをした日が、10月以降であれば消費税は10%となります。
購入の契約をした日ではありませんので、注意してください。
「自動車」と「住宅」については、それぞれ増税後の優遇策が用意されていますので、そちらもチェックしてください。
自動車はこちらのページ、住宅はこちらのページに優遇策が紹介されています。
なお、今回のリストで挙がっていないものとしては「医薬品」があります。
「医薬品」は、軽減税率の対象ではありません。
いつも使っている薬があれば、買い置きをしても良いでしょう。
その際は、外箱に記載されている「有効期限」をチェックして、使い切れる範囲で購入するようにしましょう。