消費税増税を前に、「駆け込み購入」や「買い置き」をする商品リスト

[2019/9/22 00:00]

消費税増税についての千人アンケート

調査会社のリサーチ・アンド・ディベロプメントが、「消費税増税」についてのアンケート結果を公開しています。

2019年9月に行なわれたインターネット調査では、全国の20歳~69歳の男女1,000人が回答しています。

ここでは、駆け込み購入や買い置きをする商品を中心に紹介します。

駆け込み購入や買い置きをする商品リスト

増税に備えて何かしら購入したり、これから購入するとした人は60.3%でした。

消費税増税を前にして、半分以上の人は、ふだんとは違う行動を予定しています。

駆け込み購入や買い置きをする商品は、挙げた人が多い順に並べてみましょう。

  1. ビューティーケア/トイレタリー(シャンプー、歯磨きなど)
  2. 衛生用品(トイレットペーパー、紙おむつ、生理用品など)
  3. 化粧品、美容用品
  4. 保存のきく食品
  5. お酒
  6. ファッション(服、靴など)
  7. OA機器(スマホ、パソコンなど)
  8. AV機器(カメラ、テレビなど)
  9. 自動車、自転車、自動車用品
  10. ゲーム機、ゲームソフト
  11. タバコ
  12. 家具、インテリア
  13. 楽器、CD/DVDなどのソフト
  14. 健康用品、健康器具
  15. 宝飾品(時計、アクセサリー)
  16. スポーツ、アウトドア用品
  17. 住宅、リフォーム
  18. レジャー施設の年間パス、回数券

買い置きをするなら「日用品」が最優先

商品のリストを見ると、まっさきに「日用品」が挙がっています。

日用品は日常生活の中で必ず使うものなので、消費税が上がる前に買い置きを考える人が多いのでしょう。

リストには「保存のきく食品」が入っていますが、食品は軽減税率の対象です。

消費税は8%のままで上がりませんから、無駄な買い置きをしないように気をつけましょう。

「お酒」は軽減税率の対象外です。日常的に消費する人は、まとめ買いをしても良いでしょう。

一方、ミネラルウォーターなど「お酒以外の飲料」は軽減税率の対象ですから、そちらは買い置きをする必要はありません。

このリストには「自動車」や「住宅」などの高額商品も含まれています。

「自動車」は自動車が登録された日、「住宅」は引き渡しをした日が、10月以降であれば消費税は10%となります。

購入の契約をした日ではありませんので、注意してください。

「自動車」と「住宅」については、それぞれ増税後の優遇策が用意されていますので、そちらもチェックしてください。

自動車はこちらのページ、住宅はこちらのページに優遇策が紹介されています。

なお、今回のリストで挙がっていないものとしては「医薬品」があります。

「医薬品」は、軽減税率の対象ではありません。

いつも使っている薬があれば、買い置きをしても良いでしょう。

その際は、外箱に記載されている「有効期限」をチェックして、使い切れる範囲で購入するようにしましょう。

[シニアガイド編集部]