室内墓や納骨堂にお参りすることに抵抗は感じないが、自分が買うつもりはない

[2019/10/3 00:00]

「室内墓/納骨堂」に関するアンケート

仏事総合サービスのメモリアルアートの大野屋が、「室内墓/納骨堂」に関するアンケート結果を公開しています。

2019年8月9日に行なわれたインターネット調査には、全国の40代以上の男女2,552人が回答しています。

近年、納骨堂が室内型墓地として進化し、都心を中心に数が増えています。

以前の室内墓は、ロッカーや棚のように並んだ形が多かったのですが、ここ数年は、通勤電車の車内吊り広告などで、寺院の敷地内に新設された自動搬送式納骨堂の広告を見かけるようになりました。

自動搬送式納骨堂は、お参りする部屋に入ると、自分の家のお骨が運ばれてきます。地面にある一般墓に近い形でお参りできるので人気を集めています。

大半の人が「聞いたことはある」

「室内墓/納骨堂について知っている」と答えた人は35%でした。

ただし、「聞いたことがある」という人も34%いるので、存在を知っている人は半分を超えます。

出典:データを基に編集部が作成

お参りすることに抵抗感はない

「室内墓/納骨堂に遺骨を納めたりお参りしたりすることに対して抵抗がある」人は、18%に留まりました。

ほとんどの人は、室内墓に納骨することや、お参りすることに抵抗を感じていません。

出典:データを基に編集部が作成

自分で購入するつもりはない人が多い

「室内墓/納骨堂の購入を検討したことがあるか」と聞いています。

一番多い回答は「検討するつもりがない」でした。

全体の7割近くに及んでいます。

室内墓/納骨堂を自分で購入するつもりがある人は限られているようです。

他家の墓であれば問題はないが、自分で購入することは考えていないということでしょう。

「過去に検討したことがある」「現在検討している」「今後検討したいと思っている」の合計でも26%でした。

なお、「既に利用している」人が6%いますから、ある程度は浸透していることが分かります。

出典:データを基に編集部が作成

購入時には、管理費や定休日も調べよう

今回の調査結果について、大野屋仏事アドバイザーの川島敦郎氏は、次のようにコメントしています。


 核家族化やライフスタイルの変化などで供養に対するニーズが多様化し、お墓についても様々なスタイルのものが登場しています。

 今回は、近年首都圏を中心に建設が進み、注目を集めている「室内墓/納骨堂」に関する意識調査を実施しました。

 「室内墓/納骨堂」の認知度を調査したところ、全世代で60%の人が「知っている」「聞いたことがある」と回答し、全体の過半数が認知していることが分かりました。

 今回の調査で、「室内墓/納骨堂」に対する高い認知度が明らかになったものの、「購入費用が安価」、「手入れが簡単」などといった特徴をメリットに感じて購入を決めた後に、「高額な管理費がかかることを知らなかった」、「定休日があることを知らなかった」などの実情を知り後悔をしたという声もあります。

 室内墓や納骨堂を含め、お墓を選ぶ際には、後々後悔がないよう、専門家にしっかりと相談し自分に合ったお墓を選択することをお勧めいたします。

[シニアガイド編集部]