スマホにしたシニアは「疑問に思ったことをすぐに調べるようになった」
[2019/11/5 00:00]
60代と70代のスマホ持ちを調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、スマホを所有したシニア世代の変化についてレポートを公開しています。
2019年1月に行なわれたインターネット調査には、スマホを所有する60~79歳の男女1,133人が回答しています。
「すぐに検索」が7割以上
「スマホを所有することによる生活の変化」で、一番多かったのは、「疑問に思ったことをすぐに調べるようになった」でした。
つまり、何か分からないことがあったら、スマホで検索するようになったのです。
男女とも、これが一番多く、7割以上の人がこれを挙げています。
二番目に多かったのが「電車/車の渋滞情報等によりストレスが減った」でした。
ニュースサイトや交通機関のサイトなどを利用することで、何が原因で遅れや混雑が発生しているのか確認できるようになったのです。
交通機関が遅れていても、その理由がわかれば、落ち着いて対応ができるのでしょう。
上位5つの項目は次の通りです。
- 疑問に思ったことをすぐに調べるようになった
- 電車/車の渋滞情報等によりストレスが減った
- カメラ機能でメモ/板書を取る機会が増えた
- 地図アプリ等により道に迷わなくなった
- 商品を簡単に見つけてネットで購入するようになった
これらが、シニア世代が感じている「スマホによる生活の変化」の典型と言えるでしょう。
これに「LINE」などによるメッセージ交換を加えれば、「スマホの便利さ」をほぼ網羅していると言えそうです。
60代でも70代でも、使い方は変わらない
調査結果を男女別ではなく、60代と70代の年代別にみても、各項目の順位は変わりません。
スマホの使い方や、便利さをどこに感じるかについては、年代の差はないようです。