エアコン暖房を効率よく使うための節約術
エアコン暖房を効率よく使う
三菱電機が、エアコン暖房を効率よく快適に使用できるポイントを紹介しています。
エアコンの使い方をちょっと工夫すると、効率よく部屋を暖めることができます。省エネにつながるので、電気代も安くなります。
効率よく部屋を暖める3つのポイント
まず、効率よく部屋を暖めるための3つのポイントを挙げています。
- 風向きを下向きにし、床(足元)にエアコンの風が届く風速設定にする
- エアコンの左右フラップを調整し、「部屋の中で多くの時間を過ごす場所」に風を向ける
- エアコンの風を直接肌に当てない
それぞれのポイントについて、紹介していきましょう。
風向きを下向きにする
温風が床面に届くように下向きに風を向けてください。
風速も、床に届くように強めに設定します。
座っている場所に風が届くように左右を調整する
エアコンの左右の風向きを調整して、「人が居る場所」に風が届くようにします。
座っている場合は、人の足元を目標にすると良いでしょう。
エアコンの風を直接肌に当てない。
エアコンの風を直接肌に当てると、肌が乾燥しやすくなります。
自分がいる位置から、少し離れた場所に風が届くように調整しましょう。
暖房効率を上げる3つのポイント
ここまで紹介したように、エアコンの風向きや風速を調整するだけでも、エアコン暖房を効率的に使えます。
さらに、暖房効率を上げるために、3つのポイントが紹介されています。
- ドアやカーテンを閉めて、室内に冷気が侵入しないようにする
- フィルターの手入れをこまめに行なう
- シーリングファンやサーキュレーターを利用して、室内の空気を循環させる
ドアやカーテンを閉める
玄関や窓から冷気が入らないように、ドアやカーテンを閉めましょう。
冷気の侵入を防いで、部屋を保温することで、効率良く暖房することができます。
フィルターの手入れをする
エアコンのフィルターにホコリが溜まると、目詰まりして空気が通りにくくなります。
そうすると、風が弱くなって床に温風が届かなくなったり、暖房に使用する電気代が上がってしまいます。
エアコンを利用しているときは、こまめにフィルターの手入れをしましょう。
シーリングファンやサーキュレーターを利用する
シーリングファンやサーキュレーターなど、室内の空気を循環させる家電が使えるのは、夏だけではありません。
冬に利用することで、天井近くに溜まる温かい空気が循環して、室内の温度を一定にすることができます。
照明器具と一体になったシーリングファンは、天井から床に向けて風が吹くように回転させます。
サーキュレーターは、床から天井に風が向かうようにします。
サーキュレーターの風がエアコンの温風とぶつからないように気をつけてください。
2つの風が干渉すると、室内に温風が行き渡るのを邪魔してしまいます。
自動モードも試してみよう
比較的新しいエアコンでは、ここの挙げたようなポイントに配慮して、自動的に最適な暖房をおこなってくれます。
例えば、人が居る位置を見つけて、その足元に向けて風を送るという機能も珍しくありません。
普段は、自分でエアコンの風向きなどを手動で操作している人も、一度は、エアコンにすべてを任せてみると、意外な性能に驚くかもしれません。
エアコン任せにしたときに、どんなふうに暖房するのか、一度は確かめておきましょう。