よく購入する冷凍食品は「ぎょうざ」と「唐揚げ」
冷凍食品についてのアンケート
食品メーカーのマルハニチロが、「冷凍食品に関する調査」の結果を公開しています。
2019年9月に行なわれたインターネット調査には、全国の20歳~59歳の男女2,440人が回答しています。
冷凍食品を利用する人は6割
まず、「冷凍食品をどのくらいの頻度で利用しているか」を聞いています。
一番多いのは「利用しない」でした。「月1回も利用しない」人と合わせると38%を占めています。
一方、冷凍食品を「月1回以上」利用する人は62%でした。
冷凍食品は、利用する人と、利用しない人とがはっきりと分かれる商品のようです。
月1回以上利用している人の中では「週2~3日」が一番多く、「週1回」と「週2~3回」が続きます。
よく食べる冷凍食品は「ぎょうざ」
ここからは、冷凍食品を月に1回以上利用する1,000人を対象に質問しています。
「よく購入する冷凍食品」では、「餃子(ぎょうざ)」が一番多く、ほぼ半分の人が挙げています。
そして「唐揚げ(からあげ)」「ハンバーグ」「チャーハン」が続きます。
この4つが、よく食べられる代表的な冷凍食品と言えるでしょう。
冷凍食品を選ぶ理由は「安さ」と「おいしさ」
「冷凍食品を選ぶときに気にかけていること」で、多いのが「価格の安さ」と「おいしさ」でした。
この2つは、回答者の7割前後が挙げています。
そして「内容量の多さ」が続きます。
「おいしさ」も大切ですが、「価格の安さ」と「量の多さ」というおトク感がある商品が選ばれていることが分かります。
冷凍食品に使うお金は「491円」まで
「冷凍食品1品にかけられる金額」の平均は「491円」でした。
価格帯別に見ると、「300円~400円未満」と「500円~600円未満」に回答が集まりました。
冷凍食品1品に使う金額の限界は400円の人と600円の人がいるようです。
「お弁当」を作る人は冷凍食品をよく使う
冷凍食品の用途として重要なのが「お弁当」でしょう。
このアンケートでも、「お弁当」に冷凍食品を利用する人は94.2%もいました。
お弁当を作る人にとって、冷凍食品はなくてはならないものになっているのです。
また、朝食/昼食/夕食別では、昼食と夕食に冷凍食品を使う人が多いことが分かりました。
「お弁当」の主菜としてだけではなく、一人で食べる「昼食」の主食、もう一品足りないときの「夕食」の副菜など、冷凍食品はいろいろな場面で使われていることが分かります。