フリマへの出品で煩わしいのはお金の計算と発送の手間
フリマについてのアンケート
梱包用品の製造販売を行なうアースダンボールが、フリマについてのアンケート結果を公開しています。
2019年11月6日に行なわれたインターネット調査には、全国の20代から60代の男女1,111人が回答しています。
知っているフリマサービスの1位は「メルカリ」
「フリマアプリなどで出品したことはある人は、回答者の3割でした。
「知っているフリマサービス」では、「メルカリ」が一番多く8割以上の人が知っています。
以下、「ヤフオク」「ラクマ」「ジモティー」と続きます。
お金の計算と発送の手間が問題
「出品の頻度」は「手が空いた時程度」という回答が多く、5割を超えました。
「毎日」という人も3%います。
「フリマアプリを使う時の手間」では、「手数料」や「送料負担の有無」などのお金の計算と、「梱包手配」や「発送方法」などの発送の手間が挙がっています。
発送に伴う作業が煩わしい
もう少し具体的に、「フリマを使う時に煩わしく感じる点」を聞いています。
一番多いのは、「梱包用の箱の準備」でした。
そして、「送料の計算」と「発送方法や手配」が続きます。
発送作業で失敗する人が3割いる
「出品物を送るときに失敗した経験がある」人は3割強でした。
例えば、次のような具体例が挙がっています。
- 送料を安くしようとコンパクトな袋に入れた時に壊れてしまった(20代女性)
- 規格内の料金で送れると思っていたら、サイズが少しだけオーバーしていて送料が倍以上になり利益がなくなった(30代女性)
- 梱包材をケチって使いまわしで発送したら 商品が壊れてしまったこと(20代男性)
出品前には発送のことも考えて
フリマアプリで出品するためには、いろいろな手順が必要です。
例えば、「出品物の選択」「出品物の撮影」「出品作業」「入札者との交渉」「出品物の梱包」「出品物の発送」「入金の確認」などは、基本的な作業です。
作業の大半はフリマアプリ内で行なえますが、落札された出品物の梱包と発送は現実の作業として行なう必要があります。
フリマアプリに出品するときは、この出品物が落札された場合、どのように梱包して、どんな手段で発送するのかということも、あらかじめ考えてから出品しましょう。
万が一、送った出品物が破損したら、新たに「クレーム処理」や「返金」という作業が発生します。
よけいな手間を増やさないためにも、発送作業はていねいに行ないましょう。