副業をしている人が多いのは「農林水産業」、副業による収入は「135万円」

[2019/11/24 00:00]

「副業」についての1万人アンケート

日本生命が、「仕事環境についてのアンケート結果」を公開しています。

2019年10月に行なわれたインターネット調査には、10,674人の男女が回答しています。

この記事では、「副業」についての結果を紹介します。

副業をしている人は「1割」

「現在、副業をしている」人と、「かつて副業をしていた人」を合わせると、「9.6%」でした。

ほぼ1割ぐらいの人しか、副業をした経験がありません。

業種別に見ると、「農林水産業」が、副業をしている率が高く、次が不動産業でした。

ニッセイ基礎研究所の井上知紀(ともき) 主任研究員は、「農林漁業で副業の実施率が高いのは、農閑期がある等、他の業種に比べ、季節性が高いことによるものと思われます」と説明しています。

出典:日本生命

副業の内容は「ネット販売」

副業の内容は「ネット販売」が一番多く、3割近くを占めています。

それに「アンケートモニター」と「農業」が続いています。

出典:日本生命

副業をする理由は「経済的余裕のため」

副業をする理由で一番多いのは「経済的に余裕を持つため」でした。

4割以上の人がこれを選んでおり、経済的理由が副業をする最大の理由となってます。

一方、副業による平均年収は「135万3千円」でした。

1カ月当たりで10万円を超えており、それなりに大きな収入となっています。

副業で100万円以上稼いでいるのは、一般的なサラリーマンの副業調査の結果に比べて、大きな金額です。

これぐらい稼いでいれば、経済的余裕という目的は達成されているでしょう。

[シニアガイド編集部]