来年のスケジュール管理は「紙の手帳」か「デジタル」か
[2019/12/1 00:00]
「紙」と「デジタル」の長所を聞く
日本製紙連合会が、スケジュール管理についてのアンケート結果を公開しています。
このアンケートでは、「紙の手帳」と「デジタル」について、それぞれの長所を聞いています。
2019年11月に行われたインターネット調査には、全国の20代から60代の会社員623人が回答しています。
「紙の手帳」派は4割
「今後、紙の手帳を買う予定がある」と回答した人は42%でした。
そして「買う予定はない」という人は37%です。
紙の手帳派の人が優勢ですが、その差は大きくありません。
また「どちらとも言えない」という人も20%います。
「紙」の良さは自由な使い方
「紙の手帳」の長所を聞いています。
- 予定以外にもメモができる
- データが飛ばない安心感
- 手書きだからこそ愛着がある
- 手書きで色分けや書き込みができる
などが挙がりました。
紙媒体ならではの自由さと、アナログな記録による安心感が重要であることが分かります。
「デジタル」の良さは検索と共有
一方、「デジタルのスケジュールツール」の長所は次の通りです。
- どこからでもアクセスできる
- 修正が簡単
- 過去の検索が楽
- 共有できるから
こちらはデジタルならではの便利さに魅力を感じていることが分かります。
用途にあわせて「紙」と「デジタル」を使い分ける
自分の予定を紙の手帳に記録するか、スマホのスケジュール管理アプリに記録するかは、自分の好みだけでなく、仕事の関係で制約される場合もあります。
例えば、同じ部署やチームの場合、スケジュール管理アプリによる予定の共有は義務となっていることが珍しくありません。
最近は、有給休暇の取得義務化や、テレワークの普及などによって、各自の予定を共有することの必要性は高まっています。
その場合、ビジネスの大まかな予定はスケジュール管理アプリ、備忘用のメモやプライベートな予定は手帳という使い分けが必要でしょう。
それぞれのメディアの特性を生かして、自分の仕事をミスなく進めるために使いこなしてください。