猫の平均寿命は「14.2歳」、怖い病気は「慢性腎臓病」
[2019/12/14 00:00]
ペット保険のデータから見た猫の病気
ペット保険会社のアニコムが、猫の病気についてのデータを公開しています。
このデータはアニコムのペット保険の保険金請求データなどを集計したものです。
なお、詳しい統計データは「家庭どうぶつ白書2019」として、PDFファイルが無償公開されています。
この記事では、猫の寿命と、罹りやすい病気について紹介しましょう。
猫の平均寿命は「14.2歳」
猫の平均寿命は、2008年の「13.7歳」から、2017年には「14.2歳」へ、0.5歳(6カ月)延びました。
人間の年齢に換算すると約3~3.5歳分延びたことになります。
多い病気は「外耳炎」と「皮膚炎」
保険金の請求が多かった病気は「慢性腎臓病」でした。
「慢性腎臓病」は、保険の請求数が多い上に、1件当たりの金額が「約27万円」と大きいのが特徴です。
つまり、猫が罹りやすい上に、高額な治療費がかかる病気なので、注意が必要です。
また、「心筋症」や「糖尿病」など、内蔵関係の病気は診療費が高くなりがちで、いずれも10万円以上となっています。
日常的に、愛猫の様子や排泄物には注意し、様子がおかしかったら、早めに病院に連れていってあげましょう。