「終活」を始めているシニアは4割以上。最初にやるのは「片付け」

[2019/12/19 00:00]

50歳以上の千人に聞いたシニアライフ

大和ネクスト銀行が、シニアライフに関する調査の結果を公開しています。

2019年11月に行なわれたインターネット調査には、全国の50歳~79歳の男女1,000人が回答しています。

ここでは、「終活」についての結果を紹介します。

60歳以上では4割が「終活」を始めている

すでに「終活」を行なっている人は、50代のシニア予備軍では23.5%、60歳以上のシニアでは41.6%でした。

数は少ないとは言え、早い人は50代から終活を始めています。

そして60歳を超えると、4割以上の人が終活を始めています。

出典:大和ネクスト銀行

一番多い終活は「片付け」

実際に「終活」として行なっている行動は何でしょうか。

50代では、「持ち物の片付け/身辺整理をする」が最も多い回答でした。

そして「資産/財産を整理する」と、「エンディングノートを作成する」が続きます。

出典:大和ネクスト銀行

60歳以上でも一番多いのは「持ち物の片付け/身辺整理をする」でした。

年代を問わず、身の回りの整理から終活を始める人が多いようです。

二番目も「資産/財産を整理する」で50代と同じですが、三番目に「アルバムを整理する」が入りました。

なお、一般に「デジタル終活」と呼ばれる「スマホやパソコンデータの整理」をしている人は、まだ1割ほどに留まっています。

スマホが広く普及しているのに対して、「デジタル終活」の必要性は、まだ広まっていないようです。

身の回りの物と同様に、不要なデータも終活の対象であることを意識しておきましょう。

出典:大和ネクスト銀行
[シニアガイド編集部]