老後に不安を感じている人は9割。原因は「お金」と「病気」
[2019/12/21 00:00]
500人に聞いた「老後の不安」
セキュリティ会社のセコムが、「老後の不安に関する意識調査」の結果を公開しています。
2019年10月に行なわれたインターネット調査には、全国の男女500人が回答しています。
9割近くの人が「老後への不安」を感じている
老後への不安を感じている人は、87%でした。
実に、9割近くの人が老後への不安を感じてい ます。
特に女性は不安を抱いている人が多く、92%の人が老後への不安を感じています。
不安の原因は「お金」と「病気」
老後に不安を感じる理由として、一番多いのは「経済的な負担に対する不安」でした。
次に多いのが「病気やケガなどの健康不安」です。
この2つが老後の不安の主な原因になっています。
老後の不安への対策は「健康」と「貯金」
老後に備えて具体的な備えや対策をしている人は多くありません。
実際には「何もしていない」人の方が多く、58%を占めています。
老後への対策をしない理由のは、「具体的にどのような対策をすれば良いか分からないから」が一番多く、どうして良いのか分からない状態のようです。
他には「費用がかかるから」「その時の社会情勢がどうなっているか分からないから」など、消極的な理由が続きます。
では、具体的な対策をしていると答えた人は、どんな行動を取っているのでしょうか。多い順に見てみましょう。
- 定期的に健康診断や人間ドックを受診する
- 貯金する
- 食べ物に気をつける
- 身体を鍛える
つまり、自分の健康に気をつけて生活し、その上で少しでも貯金をすることが、老後の不安に対抗する方法なのです。
老後の不安に対して、何をして良いのか迷ったときは、とりあえず「健康の維持」と「貯金」にはげみましょう。