地方在住シニアの9割以上が「LINE」を使っている
地方在住シニアのスマホ状況
お酒の買取専門店「JOYLAB(ジョイラボ)」が、スマホの利用状況調査の結果を公開しています。
2019年12月に行なわれたインターネット調査には、地方在住で60歳以上の1,075人が回答しています。
利用目的の一番は「通話」
まず、「スマートフォンの主な利用目的」を聞いています。
一番多い回答は、「通話」でした。
そして、「インターネット検索/情報収集」「メール」「SNS」と続きます。
スマホが、インターネットにつながってアプリを使う端末としてではなく、電話として利用されることが多いのが特徴です。
1日の利用時間は「1時間未満」
「スマホの1日の使用時間」は、「1時間未満」が多く、全体の6割を超えています。
次に多いのが「1時間~2時間」で、2割ほどです。
スマホの用途として通話が多いこともあって、利用時間は短めです。
LINEの利用者は9割を超える
「LINE(ライン)などのメッセージアプリやFacebook(フェイスブック)などのSNSの利用」を質問したところ、「利用している」人は7割でした。
「利用しているSNS」では、「LINE」が多く、9割を超えました。
ほとんどの人が「LINE」を使っていることが分かりました。
2位の「Facebook」の利用者は3割なので、その差が3倍もあります。
知っているけど使ってる人は少ない「メルカリ」
「メルカリなどのフリマアプリ」について聞いています。
「使ったことはないが知っている」という回答が最も多く7割近くを占めました。
つまり、知識としては持っていても、実際に利用している人は少ないことが分かります。
このアンケートでも、「現在使っている」と「過去に使っていた」を合わせても2割に届きません。
ただ、フリマアプリの利用経験がある人に限ると、売買の「両方」に参加しています。
いったん使い始めると、使い込んでしまうアプリなのでしょう。
LINEは欠かせない存在
アンケート結果で見る限り、60歳以上のスマホの使い方は「通話」が中心です。
しかし、「LINE」だけは特別な存在で、9割以上の人が使っています。
日常的な連絡には「通話」を使う人でも、家族や知人との連絡には「LINE」が欠かせない存在であることが分かります。