東京都の人口は「1,395万人」。24年連続で増加
[2020/2/7 00:00]
1年間で9万人以上も増加
東京都は、東京都内の人口が24年連続で増加したと発表しました。
2020年1月1日時点の、東京都の人口は「1,395万1,636人」としています。
これは、1年前に比べて9万4,193人の増加でした。
都内の人口の増加は1997年(平成9年)以降、24年連続となりました。
他県からの流入で人口が増える
東京都の人口は、どんな理由で増えているのでしょうか。
2019年の都内の出生数は「10万5,590人」で、死亡者数は「12万1,848人」でした。
出生数から死亡者数を引いた「自然増減」は1万6,258人の減少です。
東京に住んでいる人だけを見ると、人口は減っているのです。
しかし、他県からの流入による「社会増減」が、8万741人の増加でした。
つまり、東京都の人口増加は、他県からの人の流入に支えられているのです。
さらに、「外国人登録」などの増加が2万9,710人あるので、1年間に「9万4,193人」も人口が増えているのです。
「23区」の人口が大きく増えている
東京都の人口は、どの地域で増えているのでしょうか。
人口の増加が多いのは「特別区(23区)」です。
都下の「市」や「島」は、人口の増加があっても少なく、人口が減少している地域もあります。
人口の増減ごとに色分けした地図を見ると、東京都の東側にある特別区は人口の増加が多く、西側に行くほど減少している地域が増えていくのが分かります。
東京都の人口増加は、東寄りほど高いと覚えておけば良いでしょう。
なお、23区内でも人口の増加数には差がありますが、人口が減っている区はありません。