在宅ワーカーの一番の悩みは「稼げない」
自宅で働く人へのアンケート
クラウドソーシングサービスのCraudia(クラウディア)が、「在宅ワーカー」へのアンケート結果を公開しています。
「クラウドソーシング」とは、インターネットを介した職業紹介サービスです。
ここで仕事を探し、自宅で作業する働き方を「在宅ワーク」と言います。
そして、在宅ワークで働いている人を「在宅ワーカー」や「クラウドワーカー」と呼びます。
2020年2月に行なわれたインターネット調査には、全国の在宅ワーク経験者1,000人が回答しています。
半分以上の人が「稼げない」で悩む
「在宅ワークの悩み」で一番多い回答は、「稼げない」でした。
回答者の半分以上が、これを挙げています。
だいぶ離れて、「自分自身のスキル不足」「子育て/家事との両立が難しい」「収入/仕事量が安定しない」が続きます。
9割以上が「今後も続けたい」
「在宅ワークを続けたいと思うか」と聞くと、「今後も続けたい」という人が9割を超えました。
「稼げない」と悩みながらも、在宅ワークは続けたいという人がほとんどなのです。
続ける理由は「少しでも収入になる」
「在宅ワークを続けたい理由」で一番多いのは、「少しでも収入になるから」でした。
在宅ワークは単価が安く、たくさん稼ぐことは難しいと理解したうえで、「それでも何もしないよりはお金になる」と思っているようです。
続いて、「空き時間を有効活用できるから」「働く場所や時間が自由だから」「外で働けない事情があるから」の3つが、ほぼ並んでいます。
働く場所や時間に制約がある場合の選択肢
今回のアンケートでは、在宅ワーカーの一番の悩みは「稼げないこと」であると分かりました。
それでも、「少しでも収入が得られれば良い」と考えている人が多いというわけです。
また、「空き時間を有効活用できるから」や「働く場所や時間が自由だから」などの、在宅ワークならではの特徴が、仕事を続ける魅力となっています。
育児や介護などで、ほかの働き方ができず、少しでも収入を得て生活費の足しにしたいという立場の人にとって、在宅ワークが選択肢になっていることが分かります。