「自分は70歳になっても働いている」と思う人が半分を超える
[2020/4/2 00:00]
いま働いている千人へのアンケート
富国生命保険相互会社が、「70歳までの就労意識」についての調査結果を公開しています。
2020年3月に行なわれたインターネット調査には、会社員、自営業、フリーランスで働く20~60代の男女1,000人が回答しています。
「70歳になっても働いているか」
「自分は70歳になっても働き続けているか」と聞いています。
「働いていると思う」が53%、「働いていないと思う」が47%で、ほぼ半分ずつでした。
それぞれの回答のコメントを紹介します。
働いていると思う
- 仕事が好きだから。(30代男性)
- 働きたくはないが生活のために働かざるを得ないのだろう。(40代男性)
働いていないと思う
- 70歳で満員電車に乗りたくない。(30代女性)
- 65歳を過ぎると体が疲れやすくなるから。(60代男性)
「何歳まで働きたいか」
「何歳まで働きたいか」という質問には、「健康である限り」と「60~64歳」がともに24%でした。
「70歳以上」と答えた人は3番目に多く18%です。
それぞれの回答のコメントを紹介します。
健康である限り働きたい
- 希望云々に関わらず、働ける間は働いていないと生活に支障が出ることはほぼ間違いない。(30代男性)
- 現状ではリタイアする気もないし出来る状況にないので。体が動く限り必要とされる間は働くと思う。(50代男性)
60歳~64歳まで働きたい
- お金があれば、なるべく早くにリタイアしたい。(20代男性)
- 60歳で仕事をやめたいが、老後資金も十分だといえないので、実際は65歳くらいまでは働くと思う。(40代女性)
70歳以上まで働きたい
- 住宅ローンの返済もあるし好きな仕事をしているから。(30代男性)
- ボケ防止にもなるし、お金に不安があるので、働ける限り働きたい。(20代女性)
働き続けるためには「健康」が大切
70歳までの長期間に渡って働き続けるときに、「どのようなリスクが考えられるか」を聞いています。
一番多い回答は「病気」でした。
2位は「就業不能状態」、3位は「入院」と、病気やケガなどで、心や体を壊して働けなくなることを恐れている人が多いことが分かりました。
60代や70代になっても働き続けるためには、健康を保つことが前提条件であることが分かります。
何歳まで働き続けるかを問わず、自分の健康には気をつけてください。