国民生活センターが、「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている」という怪しい電話を警告

[2020/4/3 00:00]

新型コロナウイルスをつかった怪しい接触

国民生活センターが、新型コロナウイルスに関する、怪しい電話やSMS(ショートメッセージサービス)について警告を発しています。

これらの電話やSMSは、「水道水や下水道管が、新型コロナウイルスに汚染されている」となど脅し、それによって個人情報を得たり、商品やサービスを売りつけるものです。

「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている」と脅す

最初に、水道水に関する怪しい電話の例を紹介しましょう。


 自宅に突然「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている可能性がある。混ざっていた場合はろ過する必要がある。今からウイルスが混ざっているか調査に行くので、お宅の場所を教えてほしい」と電話があった。

 話し方がとても威圧的で怖かった。

 もし本当だとしたら市の水道局から通知があるはずだ。おかしいと思ったので、自宅の場所は教えずはっきりと断った。

 その後訪問もされていないし、電話もかかって来ないが、同様の被害の未然防止のため情報提供したい。(70代女性)

この女性は、自分で怪しい電話と判断して、難を逃れています。

うっかり、自宅の場所を教えると、業者が訪ねてきて居座り、高額な浄水器や、ウォーターサーバーを設置して水を宅配するサービスを売りつけられる可能性があります。

「下水道管が汚染されている」と脅す

また、下水道についても、怪しい勧誘が行なわれています。

次に紹介するのは、SMSによって、携帯電話に怪しいメッセージが届いた例です。


 昨日、「新型肺炎に下水道管が汚染されているので清掃します」とのSMSがスマートフォンへ届いた。いったいこれは何なのか。(50代女性)

この場合も、メッセージを疑問に思ったので被害をまぬがれました。

うっかり、メッセージに返信していたら、高圧洗浄機を使って、排水口から下水道管を洗浄するサービスを売りつけられていた可能性が高いでしょう。。

高圧洗浄機による洗浄自体は、まっとうなサービスですが、こういう怪しい手段によって接触してくる業者は、高額な請求をしても不思議はありません。

怪しい接触は相手にしない

国民生活センターでは、これらの怪しい電話やSMSに対して、無視するように訴えています。


 新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安につけ込んで、「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている」「排水管が新型コロナウイルスで汚染されている」等と説明し、不安をあおる悪質な相談事例が全国の消費生活センター等に複数寄せられています。

 しかし、これらは根拠のない話であり、現在のところ、そのようなことが実際に起こったケースは確認されていません。

 なお、水道水については、各自治体等が国の法令に従い、適切に塩素消毒を実施するとともに、国が定める水道水質基準に従い、安全な水を供給しています。

 根拠のない話には、絶対に耳を貸さないようにしましょう。(国民生活センター)

怪しい電話やSMSなどが届いたら、耳を貸さず、相手にしないのが一番良い方法です。

絶対に自宅の住所などの個人情報を伝えてはいけません。

不安な場合は「消費者ホットライン」(電話番号188)へ相談してください。

[シニアガイド編集部]