沖縄県知事がGW中の「来沖(らいおき)」の中止を呼びかけ
[2020/4/29 01:10]
知事が記者会見で呼びかけ
沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は、4月28日の記者会見において、大型連休期間中の県外からの沖縄訪問を中止するように呼びかけました。
来沖(らいおき)を予定されていらっしゃる方もいると思いますが、私たち、皆さんの愛する沖縄を守るため、どうぞ自分を守るために、いまは来沖を我慢していただき、本当に私たちが皆さんを快くお迎えできるその状況になったときに「うとぅいむち」おもてなしの心でみなさんをお迎えしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
1万人以上が沖縄へ行く予定
玉城知事が、来沖の中止を呼びかけているのは、県外からの観光客によって、新型コロナウイルスの感染が広がることを恐れているからです。
国交省の調査によれば、大型連休期間中に飛行機で沖縄を訪れる予定の人は、4月27日時点で15,337人でした。
1週間前に比べると減少傾向にありますが、まだ1万人を超えています。
玉城知事は、このような状況を受けて、今は沖縄県に来ないようにと呼びかけたものです。
なお、美ら島観光施設協会によれば、沖縄県内の主な観光施設は、「沖縄美ら島水族館」を始めとして、すべて休園中です。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、いまは旅行を避けて、家で過ごしてください。