テレワークで心の健康を保つための7つのポイント
外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが、「テレワークで心の健康を保つための7つのポイント」を公開しています。
これは、新型コロナウィルスの影響で長期化する在宅勤務において、心の健康を保つ方法を紹介したものです。
【1】仕事専用のスペースを確保する
自宅に仕事用の個室がなければ、出来る限り専用のスペースを見つけ、そこで仕事をするようにしましょう。
そのスペースには集中を妨げるものは置かないようにし、仕事は必ずこのスペースで行なうようにしてください。
集中力を維持できるとともに、仕事以外でも自宅で過ごす時間を楽しむことができるようになるでしょう。
【2】生活のリズムを保つ
テレワーク勤務においても、これまでの生活のリズムを保つように心がけてください。
定刻に起床し、着替え、デスクに向かいメールに目を通し、その日の仕事の手順を決めましょう。
一日の業務の終了後は、仕事以外のことに気持ちを切り替え、バーンアウト(燃え尽き)しないように注意しましょう。
【3】コミュニケーションを重視し、孤立しないよう心がける
在宅勤務の成功のカギを握るのはコミュニケーションです。
同僚とのコミュニケーションを支障なく行なえるようなツールを選択してください。
使用するツールの種類は多すぎない方が賢明です。
また、テレワークの状況下であまりビジネスライクになりすぎると冷たい印象を相手に与えてしまうかもしれません。
オフィスで行なうような自然な対話も忘れないでください。
【4】お互いの顔を見ながらコミュニケーションする
同僚と話す際に、可能であれば、ビデオ通話を活用しましょう。
電話会議よりもお互いの顔を見ながら話す方が、相手との繋がりを強く感じることができます。
ただし、ビジネスカジュアルな服装をし、背景になるべく無駄なものが映り込まないように注意してください。
家族やペットが通話中に入って来ないように事前に対策を講じることも大切です。
【5】積極的に休憩を取る
休憩時に同僚と会話したり、ランチのために外出していたオフィス勤務と異なり、テレワークでは作業が単調になりがちです。
在宅勤務の際には、オフィス勤務時よりも積極的に休憩をとり、仕事から離れる時間を持つことが重要です。
外で散歩したり、美味しい料理を作ってみたり、友人と電話でおしゃべりするのも良いでしょう。
短い休憩を挟むことで仕事にも集中しやすくなり、結果的に生産性やメンタルヘルスも向上することになります。
【6】健康を維持する
テレワークを円滑に行なうために、健康を保つことは非常に重要です。
食事と睡眠を十分に取り、身体を適度に動かしましょう。
通勤に費やしていた時間を健康維持に活用し、生産性とコンディションの向上に役立ててください。
【7】一日を振り返り、モチベーションを維持する
仕事を終える前に、その日に達成したことを振り返ってみてください。
達成したことや達成に向けて取り組んだことを意識的に振り返ることは、仕事に対するモチベーションを維持することに役立ちます。