東京都の人口が1,400万人を突破。7割が23区に集中
[2020/6/16 00:00]
初めて1,400万人を超える
東京都は、都内の人口が「1,400万人」を超えたと発表しました。
2020年5月1日現在の人口は「14,002,973人」でした。
東京都の人口が1,400万人を超えたのは、これが初めてです。
東京都の人口が1,300万人だったのは2009年4月なので、11年1カ月で100万人増えたことになります。
東京は女性が多い地域
東京都の人口の内訳を見てみましょう。
性別では、男性が「6,880,765人」、女性が「7,122,208人」です。
女性100人に対する男性の数を「人口性比」と言いますが、東京都では96.6でした。
日本全体の人口性比は105.0なので、東京都は男性が少なく、女性が多い地域であることが分かります。
地域別に見ると、「区部(23区)」が9,696,631人、市部が4,225,504人、郡部が56,152人、島部が24,686人でした。
都内の人口のほぼ7割が23区に集中しています。
予想を超えるペースで人口が増える
2018年に行なわれた東京都による将来人口の予測でも、「将来の東京都の人口は1,400万人を超える」とされていました。
つまり、都内の人口が1,400万人を超えるのは予想されていたことではあります。
しかし、2018年の予測では、人口が1,400万人を超えるのは2025年とされていました。
現実の人口増加のペースは予測を上回っています。
そして、2018年の予想では、東京都の人口は2025年に「1,408万人」でピークを迎え、その後は減少に転じるとされています。
実際の人口も2025年に向けて増加が続くのか、それ以降は減少に転じるのか、これからも東京都の人口の推移からは目が離せません。