日本人の人口が増加した県は3つだけ。埼玉や千葉も人口が減少

[2020/8/8 00:00]

都道府県間の人口移動

総務省が「住民基本台帳に基づく人口」を公開しています。

これは2020年1月1日時点の住民票のデータを集計したものです。

この記事では、日本人を対象に、都道府県単位の人口の増減を紹介します。

人口が増加した県は3つだけ

この1年間に、日本人の人口が増加した県は、「東京都」「神奈川県」「沖縄県」の3つだけでした。

昨年は人口が増加していた、埼玉県と千葉県も、今年は減少となりました。

  • 東京都 +68,547人
  • 神奈川県 +4,213人
  • 沖縄県 +2,332人

自然増加しているのは「沖縄県」だけ

人口の増加には、「自然増加」と「社会増加」の2つの種類があります。

「自然増加」は、出生者数が死亡者数よりも多くて人口が増えるものです。

出生率が低下している現在の日本では、自然増加している県は「沖縄県」だけです。

それ以外のすべての都道府県は、自然減少となっています。

沖縄県は、2019年の1年間に、自然増加だけで「2,481人」の人口が増えました。

社会増加している県は7つ

もう一つの「社会増加」は、その地域に転入する人が転出する人よりも多くて、人口が増えるものです。

都道府県単位で言えば、県境を越えて移住してくる人が多い地域は、「社会増加」で人口が増えます。

この1年間に、社会増加で人口が増えた都府県は、7つありました。

いずれも、大都市または、その周囲の県で、都市への人口集中が進んでいることが分かります。

  • 東京都 +87,308人
  • 神奈川県 +24,935人
  • 埼玉県 +18,729人
  • 千葉県 +17,979人
  • 大阪府 +11,341人
  • 福岡県 +6,325人
  • 愛知県 +2,084人

そして、埼玉県や千葉県は、これだけの社会増加があっても、自然減少が大きくて、最終的には人口が減少しています。

人口減少が大きいのは「北海道」、減少率が高いのは「秋田県」

最後に、人口が減少している都道府県を見てみましょう。

人口が減少した都道府県の上位は、次の通りです。

  • 北海道 -42,286人
  • 兵庫県 -26,937人
  • 静岡県 -25,600人
  • 新潟県 -24,867人
  • 福島県 -20,436人

しかし、これではもともとの人口が多い県が不利になります。

もともとの人口と、減少した人口の割合で「人口減少率」を計算してみると、次の順位になります。

  • 秋田県 -1.52%
  • 青森県 -1.38%
  • 山形県 -1.27%
  • 岩手県 -1.25%
  • 高知県 -1.21%

人口が減少する割合が高い県のランキングでは、東北地方の県が上位に並びます。

特に、「秋田県」と「青森県」は昨年と同じ順位で、人口減少の深刻さが分かります。

[シニアガイド編集部]
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