マスクをしている人の割合は89%。よく使うのは「不織布製のプリーツ型」
4千人に聞いた「マスク」とのつきあい方
情報インフラ運営会社のプラネットが「マスクに関する意識調査」の結果を公開してい ます。 2020年7月に行なわれたインターネット調査には、4,000人が回答しています。
9割の人がマスクをしている
「かぜやウイルス、花粉症などの予防目的でマスクをしている」人の割合は「89.4%」でした。
回答者のほぼ9割が、マスクをしています。
過去2回の調査では、マスクをしている人は50%台だったので、新型コロナウイルスの影響でマスクをする人が増えたことが分かります。
よく使うのは「不織布素材のプリーツ型」
「いま使っているマスクの種類」を聞いています。
一番多いのは「不織布素材のプリーツ型」でした。
プリーツ型というのは、マスクが山折と谷折りの“ひだ”状に折りたたまれているものです。
使用する時に、プリーツを上下に広げると、鼻からあごまで広い範囲を覆うことができます。
次に多いのが「不織布素材の立体型」です。
これは、顔の形に合うよう立体的にデザインされているものです。
男女で差が大きいのが「手作りマスク」でした。
女性がよく利用しているのに対して、男性で使う人は少ないことが分かります。
さまざまな素材や色の手作りマスクは、街でも見かける機会が増えています。
女性は「白」以外の色を選ぶ人も多い
「いま使っているマスクの色」を聞いています。
男女とも「白」が多く、男性は8割、女性は7割を占めます。
女性は「白」以外を選ぶ人も多く、「グレー」「柄物」「薄いピンク」などを選ぶ人が男性よりもずっと多くなっています。
逆に、男性の方が多く選んでいる色は、「白」と「黒」だけでした。
困るのは「暑さ/蒸れ」と「息苦しさ」
最後に、「マスクをしていて困ること」を聞いています。
男女とも多いのは「暑さ/蒸れ」と「息苦しさ」でした。
そして、「メガネが曇る」「耳が痛くなる」も多くの人が挙げています。
また、女性は「メイクが落ちる」を挙げている人が少なくありません。
しばらくは「必需品」
新型コロナウイルスの感染予防のために、マスクの着用が普及してから、すでに半年が経過しました。
いまやマスクは必需品となり、暑い8月に入っても、街を行く人のほとんどがマスクをしています。
現在の新型コロナウイルスの状況を見ると、まだしばらくの間は、マスクとの縁が切れそうにありません。
せめて、いろいろな種類のマスクを試すことで、気分を変えることも考えてみましょう。