withコロナ時代の最大の迷惑行為は 「体調が悪いのに無理して出社する」
「withコロナ」生活のストレス調査
通信サービス会社のBIGLOBE(ビッグローブ)が、「withコロナ時代のストレスに関する調査」の結果を公開しています。
「withコロナ」とは、新型コロナウイルスの感染予防を常に意識して、行動を制限する生活様式を指します。
2020年8月に行なわれたインターネット調査には、全国の20代~60代の男女1,000人が回答しています。
最大のストレスは「マスクの着用」
「withコロナ時代になってより強く感じるストレス」を聞いています。
一番多い回答は、「常にマスクをつけなければならないこと」でした。
また、あまり差がなく「withコロナがいつまで続くかわからない不安」が続いています。
常にマスクを着用するような生活がいつまで続くか分からないということが、大きなストレスとなっていることが分かります。
最大の迷惑は「体調が悪いのに出社する」
「withコロナの生活で迷惑行為だと思うもの」を聞いています。
一番多い回答は「体調がすぐれないのに無理に仕事や学校へ行く」でした。
回答者全体の7割が、これを挙げています。
以前は、体調が悪いのに出社するという行動を誇る人がいましたし、それが評価される場合もありました。
しかし、withコロナ時代には、それは人に迷惑を掛ける行為でしかないのです。
また、「店や施設内でマスクをしない」「大声で話す」「大人数で行動する」の3つも、半分以上の人が挙げています。
公共の場でマスクをしないことや、感染しやすい状況を招く可能性がある行動は、嫌悪の対象となっているのです。
人の行動を評価する規準が変わった
今回のアンケートでは、「withコロナ」時代の新しい生活様式として、マスクを着用するという意識が行き渡っていることが分かりました。
また、以前なら美談とされかねない「体調がすぐれないのに無理に仕事や学校へ行く」という行為が迷惑とされるなど、人の行動を評価する規準が大きく変わっていることが分かりました。
新型コロナウイルスを意識する生活がいつまで続くのか、現時点ではわかりません。
しかし、すでに新しい生活様式は確実に根付き始めています。
少なくとも、マスクをせずに大声で語り合いながら街を歩くことや、発熱をした状態で無理に出社をすることを、嫌悪する人が多いことは覚えておくべきでしょう。