60歳以上の半分は、貯金を取り崩して生活している

[2020/9/8 00:00]

年金が足りなければ、貯金頼りの生活に

定年後の生活を支える収入は、年金が柱となります。

しかし、年金だけで足りないときは、貯金に頼ることになります。

この記事では国が行なった調査をもとに、自分の貯金から、生活費を取り崩している人の割合と、引き出している金額を紹介します。

2020年1月に行なわれた面接調査には、全国の60歳以上の男女1,755人が回答しています。

貯金を取り崩して生活している人は半分ぐらい

定年後の生活費が足りない場合、少しずつ貯金を下ろして使うことになります。

「日常生活の支出が収入よりも多くなり、貯金を取り崩すことがありますか」と聞いています。

「よくある」と「時々ある」を足すと、半分近くの人が「貯金を取り崩すことがある」と答えています。

出典:内閣府のデータをもとに編集部が作成

毎月の取り崩し額は「2万円以上5万円未満」

生活費のために貯金を取り崩す人は、どれぐらいの金額を引き出しているのでしょうか。

「この1年間の取り崩しは、平均して月にどれぐらいか」と聞いています。

一番多い回答は「2万円以上5万円未満」でした。

次に多いのが「5万円以上10万円未満」です。

取り崩す金額が、毎月5万円とすれば年に60万円、毎月10万円とすれば年に120万円ですから、それなりに大きい金額を取り崩していることが分かります。

出典:内閣府のデータをもとに編集部が作成

使えるお金に合った生活を

今回の調査では、半分近くの人が「貯金を取り崩すことがある」と答えています。

つまり、使えるお金と使うお金のバランスが取れていません。

いくら貯金があっても、支出が収入を上回っていては、すぐに足りなくなってしまいます。

仮に、貯金が2,000万円あったとしても、毎月10万円ずつ取り崩していけば、16年8カ月しか持ちません。

定期的に大きな金額を下ろしていると、意外と早く貯金は無くなってしまうのです。

定年後の生活では、収入に見合った生活のスタイルを築き、「支出を抑える」ことが大切なのです。

[シニアガイド編集部]
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