シニア女性の半分以上が「LINE」を使うようになった
[2020/9/22 00:00]
50代以上に聞いたスマホ事情
ソニー生命保険が「シニアの生活意識調査 2020」の結果を公開しています。
2020年8月に行なわれたインターネット調査には、全国の50代~70代の男女1,000人が回答しています。
ここでは、シニアのスマートフォンの使い方について紹介します。
携帯時代からの使い方を引きずっている
スマホの用途で一番多いのは「メール」でした。
ほとんど差がなく「通話」が続きます。
つまり、上位2つは、スマホでなくてもできる、携帯電話時代からの使い方が、そのまま受け継がれています。
3番目の「インターネット検索」と、4番目の「ニュース閲覧」までは、半分以上の人が使っています。
LINEを使う人が増えている
携帯電話時代からの使い方を引き継いでいる人が多い中で、この1年間で使う人が増えたのがLINEなどの「メッセージアプリ」です。
2019年の調査では、使っている人は「34.5%」でしたが、今年は「46.3%」と10%以上も伸びています。
特に女性は、「37.8%」から「51.6%」に伸びました。
つまり、シニア女性の半分以上が、LINEに代表されるメッセージアプリを使いこなすようになったのです。
男性も、「31.2%」から「41.0%」に伸びているので、来年は50%を超える可能性があります。
シニアにとって、新しいアプリの使い方を覚えるのは簡単なことではありません。
LINEなどのメッセージアプリは、それでも使いたいと思わせるほど重要なアプリなのです。