政府が新型コロナウイルス対策で「静かなマスク会食」をお願い
[2020/11/21 00:00]
飲食中でも、会話はマスク着用で
政府は、新型コロナウイルス対策で「静かなマスク会食」を行なうことを推奨しています。
これは、会食であっても、マスクを外すのは飲食時だけにし、会話中は常にマスクを着用することを求めるものです。
すでに、首相官邸、厚労省、政府の新型コロナウイルス感染症対策推進室の連名で、ポスターやチラシに使えるPDFファイルも無償公開されています。
こちらのページで、画像をクリックすることでPDFファイルがダウンロードできます。
マスクを着脱しながらの飲食は難しい
新型コロナウイルス対策として、マスクの着用を呼びかけることは正しいことです。
しかし、実際の会食の場で、常にマスクを着用し、食べるときだけ外すという行動が、どこまでできるかは難しいでしょう。
特に、お酒が出る会食であれば、マスクをずらした状態で、大声で会話をしてしまう場面が容易に想像できます。
新型コロナウイルスの流行以来、会食は感染の機会となることが多く、危険を伴う行為になっています。
現在の新型コロナウイルスの流行状況を考えると、本当に、その会食が必要なのか、マスクを気にしながらの宴会が楽しめるかどうか、もう一度、よく考える必要がありそうです。
それでも、会食を実行する場合は、「マスクの着用」「3密の状態を避ける」「手洗い・消毒の励行」などの基本ルールを守り、長時間にならないよう気をつけてください。