今年の年末に帰省する人は「3割未満」。しない理由は「新型コロナ」
[2020/11/25 00:00]
実家から離れて暮らす千人へのアンケート
ふるさと納税総合サイトを運営するトラストバンクが、「年末年始の帰省に関する調査」の結果を公開しています。
2020年11月に行なわれたインターネット調査には、実家以外で暮らしている20代以上の男女1,024人が回答しています。
帰省する人は3割もいない
昨年の年末年始に「帰省をした」と答えた人は476人でした。
しかし、今年「帰省する」と決めている人は285人にとどまりました。
これは、回答者全体の3割を切っており、昨年に比べると大きく減っています。
去年は帰省していても、今年は帰省を自粛する人が多いことが分かります。
帰省をしない理由は「新型コロナ」
「帰省しない」「まだ決めていない」と答えた人に理由を聞いています。
一番多かったのは「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」でした。
回答者の半分以上が、これを選んでいます。
迷ったら実家と相談を
このアンケートの後で、政府が「Gotoトラベル」キャンペーンを見直す方針を明らかにしました。
旅費や宿泊費の一部を補助する「Gotoトラベル」キャンペーンの対象が制限されることになれば、さらに帰省する人が減ることが予想されます。
まだ、帰省するかどうかを決めていない人は、「Gotoトラベル」キャンペーンの動向にも注意してください。
また、新型コロナウイルスが流行している地域からの帰省は歓迎されない場合もあります。
もし迷ったら、帰省するかどうかを実家の家族と相談してください。
電話をして相談する自体が、一つの親孝行なのです。