新型コロナ対策で「マスク」と「手洗い」は定着。「人混みを避ける」は定着せず

[2020/12/2 00:00]

3回の調査で定点観測

花王の「生活者研究センター」が、新型コロナウイルスへの対策について、定点観測の結果を公開しています。

このインターネット調査は、2020年の5月、7月、9月の3回に渡って、首都圏在住の男女500人を対象に行なわれました。

新型コロナの感染予防対策のうち、どれが定着し、どれが定着しなかったかが、3回に渡る定点観測の結果、明らかになっています。

マスクの着用は完全に定着

「外出時にマスクを着用する」を実行している人は、5月の時点では、性別や既婚/未婚を問わず多くの人が実行していました。

9月になっても、「未婚男性」を除くと、9割前後の人が実行しており、コロナ対策として定着したことが分かります。

出典:花王

男性は「手洗い」を忘れがち

「帰宅後、石鹸やハンドソープで手洗いをする」を実行している人は、5月の時点では、おおよそ8割を超えていました。

しかし、「独身男性」は、最初か7割と低く、すぐに6割まで下がっています。

9月には「既婚男性」も7割まで下がっており、男性には手を洗う習慣が定着しにくいことが分かります。

出典:花王

「アルコール消毒」は女性に普及

「外出時に消毒殺菌剤やアルコールで手指を消毒する」は、性別や既婚/未婚による差が大きい予防習慣です。

「既婚女性」では、7割前後を維持しており、かなり定着した習慣であることが分かります。

また、「未婚女性」は、最初は5割でしたが、その後は実行する人が増え続けています。9月には7割近くまで増えており、習慣として定着してきたようです。

一方、「既婚男性」は5割前後で変わりません。

さらに「未婚男性」は、最初から3割前後しか実行する人がいない状態で、習慣としている人が少ないことが分かります。

出典:花王

「未婚男性」の半分移乗が人混みを避けない

新型コロナの予防習慣として、定着していないのが「人の多い場所に行くことを控える」でした。

5月の時点では、8割近くの人が実行していましたが、9月には6割~7割ぐらいまで減っています。

特に「未婚男性」は、5月でも5割台しかなく、9月には3割台まで下がっています。

「未婚男性」は、半分以上の人が人混みを避けなくなっています。

出典:花王

今は行動の制限が必要な時期

アンケートの結果をまとめてみましょう。

新型コロナ対策として定着したのは、「マスクの着用」と「手洗い」です。

それ以外の習慣は、性別や既婚/未婚による違いが大きく、必ずしもすべての人が実行しているわけではありません。

特に未婚男性は「アルコール消毒」と「人の多い場所を避ける」が習慣として定着していません。

新型コロナウイルスは、11月後半から3度めの感染拡大に入っています。

今は、「未婚男性」も含めて、「人の多い場所を避ける」など、自らの行動を制限することが必要な時期です。

感染の予防に対しては、実行可能なことはすべて行なうつもりで、自分や家族の健康を守ってください。

[シニアガイド編集部]