手指の消毒剤を自宅に備えている人は「6割」。持ち歩いている人は「4割」
手指の消毒についてのアンケート
洗浄/消毒剤メーカーのサラヤが、「手指の消毒に関する調査」の結果を公開しています。
2020年11月に行なわれたインターネット調査には、全国の20代から50代の男女500人が回答しています。
自宅に設置している人は6割
「新型コロナウイルスの流行後、自宅に手指の消毒剤を設置している」人は、6割でした。
流行前は2割ほどだったので、今回の流行後に消毒剤を備えた人が多いことが分かります。
設置場所は「玄関」が多い
「手指の消毒剤を設置している場所」で一番多いのは「玄関」でした。
そして「洗面所」と「キッチン」が続きます。
帰宅したときに消毒する人は4割
「帰宅したときに、玄関で手指の消毒をする」人は、約4割でした。
新しい習慣の割には、多くの人が実行していることが分かります。
消毒剤を持ち歩いている人は4割
外出先で手の消毒をするために、小さい容量の手指消毒剤を持ち歩く人も、よく見かけます。
「手指消毒剤を持ち歩いている」人は、「ときどき持ち歩いている」も含めると4割でした。
「常に持ち歩いている」人に限っても、2割近くいます。
自宅にウイルスを持ち込みたくない
今回のアンケートで、意外と多くの人が、自宅や外出先で手の消毒をしていることが分かりました。
では、アンケートの回答者は、新型コロナウイルスにどこで感染することを恐れているのでしょうか。
「ウイルス感染に気をつけている場所はどこですか」と聞いています。
一番多いのは「職場」でした。
あまり差がなく、「公共交通機関」が続きます。
三番目の「飲食店」も含めて、不特定多数の人が出入りする場所での感染に気をつけていることが分かります。
自宅の玄関に手指の消毒剤を備えている人が多いのも、そういう外出先からウイルスを持ち込まないことを意識しているからでしょう。
手指消毒剤を玄関に置くことは難しくても、帰宅してすぐに、手を洗ったり消毒したりすることは、新型コロナウイルスの予防のために身につけたい対策です。