名古屋市の夜間営業時間短縮が愛知県全体に拡大。期間も1月11日まで延長
[2020/12/17 00:00]
一部繁華街から県全体へと拡大
愛知県は、名古屋市の一部で実施していた、酒を提供する飲食店などの営業時間短縮要請を、愛知県全体に拡大します。
愛知県では、11月29日から12月18日までの20日間、名古屋市の栄(さかえ)と錦(にしき)の両地区に限定して、営業時間の短縮を要請していました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないため、対象地域を一気に愛知県全体に広げます。
また、自粛要請の期間を、2021年1月11日まで延長します。
これにより、年末年始は、愛知県全体で、酒を提供する飲食店の営業時間が、5時から21時の範囲に短縮されます。
お酒を提供する店は夜9時で閉店
営業時間の短縮要請の対象となるのは、次の店舗です。
- 接待を伴う飲食店(キャバレー、ホストクラブなど)
- 酒類を提供する飲食店(バー、クラブ、居酒屋など)
- 酒類を提供するカラオケ店
つまり、お酒を提供するお店は、ほぼすべてが夜9時で閉店することになります。
なお、これらの店舗であっても、新型コロナウイルスの感染防止ガイドラインを遵守せず、「安心・安全宣言施設ステッカー」を掲示していない場合は、営業時間の短縮ではなく、「休業を要請」されます。
また、営業時間短縮の要請に伴ない、1店舗あたり1日4万円、最大で100万円の「感染防止対策協力金」が用意されます。