「丑年(うしどし)」生まれは「1,066万人」。一番多いのは「昭和24年」生まれ
[2021/1/1 00:00]
2021年の干支は丑年
2021年は「丑年(うしどし)」です。
自分の生まれ年を、干支(えと)で表現することは、以前よりも少なくなりました。
でも、まだ「あなたの干支はなんですか」と聞かれることはゼロではありません。
この記事では、総務省統計局の資料を基に、丑年生まれの人口について見ていきましょう。
丑年生まれは3番目に多い
2021年1月1日時点での日本の人口は「1億2,556万人」です。
そのうち、丑年生まれは「1,066万人」で、総人口の8.5%を占めています。
干支別にみると、3番目に多い割合です。
ちなみに一番多いのは「子年(ねどし)」で、9.1%を占めています。
昭和24年生まれの72歳が一番多い
また、生まれ年別で一番人口が多いのは、「1949年(昭和24年)」生まれで、211万人です。
1949年生まれは、「団塊の世代」の最後にあたり、今年72歳になります。
次に多いのが「1973年(昭和48年)」の「団塊ジュニア世代」で、203万人です。
一方、今年に60歳の「還暦」を迎える「1961年(昭和36年)」生まれの人は、149万人しかいません。
そして、一つ前の丑年である「2009年(平成21年)」生まれで12歳の人も、少子化が進んだため、106万人に留まっています。
なお、丑年生まれの男性は「517万人」、女性は「549万人」で、女性の方が32万人も多くなっています。
特に1925年(大正14年)生まれで96歳になる人は、女性の比率が高くなります。
この年代では、男性4万人に対して、女性は15万人と3倍を超えています。
女性の方が長生きな傾向は、こういうところにも表れているのです。