「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」

[2021/1/5 10:25]

田舎暮らしに向いた自治体のランキング

宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」が、「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」を公開しています。

このランキングは、移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む272項目のアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力を数値化したものです。

今回のランキングは、人口10万人以上の「大きな市」、人口10万人未満の「小さな市」、「町」、「村」の4つの分野に分かれています。

また、各ランキングには、全世代対象の【総合部門】のほか、【若者世代部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】が設けられています。

さっそくランキングを見ていきましょう。

「大きな市」は「愛媛県西条市」

「大きな市」のランキングでは「愛媛県西条市」が1位でした。

「愛媛県西条市」は、【総合部門】だけではなく、【若者世代部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】でも1位となっています。

「愛媛県西条市」には次のような魅力があります。

  • 市内に特急停車駅が2つ、高速道路のインターチェンジが3つ、松山空港まで車で1時間弱と交通アクセスが抜群
  • 四国屈指の製造品出荷額等を誇る工業地帯が あり、求人は豊富
  • 西条市の一部では「うちぬき」と呼ばれる湧水が 豊富なため、水道代が無料の地域も
  • 農産物や海産物が豊富で、産直市も充実。安くておいしい食材に恵まれている

「小さな市」は「大分県豊後高田市」

「小さな市」のランキングでは「大分県豊後高田市」が1位でした。

こちらも、4つの部門すべてで1位となっています。

「大分県豊後高田市」には次のような魅力があります。

  • 168項目におよぶ移住・定住支援
  • 泉質の異なる6つの温泉が身近に
  • 国東半島の自然と歴史が薫る

「町」は「島根県飯南町」

「町」のランキングでは、「島根県飯南町」が1位でした。

飯南町は、【総合部門】のほか、【若者世代部門】と【子育て世代部門】でも1位でした。

「島根県飯南町」には次のような魅力があります。

  • 住まいに関する支援制度が豊富
  • 米や果樹、和牛など食の宝庫
  • 高等教育と医療が充実

「町」の【シニア世代部門】は「北海道沼田町」が1位でした。

「北海道沼田町」には次のような魅力があります。

  • 生活に必要な施設が半径500m圏内に揃い、徒歩生活ができる
  • 住宅取得の奨励金が充実
  • 新規就農者への町独自の支援あり

「村」は「長野県宮田村」

「村」のランキングでは、「長野県宮田村」が1位でした。

宮田村は、【総合部門】のほか、【子育て世代部門】でも1位になっています。

「長野県宮田村」には次のような魅力があります。

  • 生活圏半径が約2kmとコンパクトで買い物がしやすい
  • 村内に診療所があり、総合病院へも車で約10分
  • 3歳未満児専用保育園があり、共働きも安心

「村」の【若者世代部門】と【シニア世代部門】は、「長野県木島平村」が1位でした。

「長野県木島平村」には次のような魅力があります。

  • 村内に診療所が2軒あり、総合病院へも車で約15分
  • 北陸新幹線飯山駅へ車で約15分
  • 温泉、スキー、キャンプ、登山などが楽しめる

それぞれのランキングの詳細は、「田舎暮らしの本」2021年2月号に掲載されています。

[シニアガイド編集部]