「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」
田舎暮らしに向いた自治体のランキング
宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」が、「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」を公開しています。
このランキングは、移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む272項目のアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力を数値化したものです。
今回のランキングは、人口10万人以上の「大きな市」、人口10万人未満の「小さな市」、「町」、「村」の4つの分野に分かれています。
また、各ランキングには、全世代対象の【総合部門】のほか、【若者世代部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】が設けられています。
さっそくランキングを見ていきましょう。
「大きな市」は「愛媛県西条市」
「大きな市」のランキングでは「愛媛県西条市」が1位でした。
「愛媛県西条市」は、【総合部門】だけではなく、【若者世代部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】でも1位となっています。
「愛媛県西条市」には次のような魅力があります。
- 市内に特急停車駅が2つ、高速道路のインターチェンジが3つ、松山空港まで車で1時間弱と交通アクセスが抜群
- 四国屈指の製造品出荷額等を誇る工業地帯が あり、求人は豊富
- 西条市の一部では「うちぬき」と呼ばれる湧水が 豊富なため、水道代が無料の地域も
- 農産物や海産物が豊富で、産直市も充実。安くておいしい食材に恵まれている
「小さな市」は「大分県豊後高田市」
「小さな市」のランキングでは「大分県豊後高田市」が1位でした。
こちらも、4つの部門すべてで1位となっています。
「大分県豊後高田市」には次のような魅力があります。
- 168項目におよぶ移住・定住支援
- 泉質の異なる6つの温泉が身近に
- 国東半島の自然と歴史が薫る
「町」は「島根県飯南町」
「町」のランキングでは、「島根県飯南町」が1位でした。
飯南町は、【総合部門】のほか、【若者世代部門】と【子育て世代部門】でも1位でした。
「島根県飯南町」には次のような魅力があります。
- 住まいに関する支援制度が豊富
- 米や果樹、和牛など食の宝庫
- 高等教育と医療が充実
「町」の【シニア世代部門】は「北海道沼田町」が1位でした。
「北海道沼田町」には次のような魅力があります。
- 生活に必要な施設が半径500m圏内に揃い、徒歩生活ができる
- 住宅取得の奨励金が充実
- 新規就農者への町独自の支援あり
「村」は「長野県宮田村」
「村」のランキングでは、「長野県宮田村」が1位でした。
宮田村は、【総合部門】のほか、【子育て世代部門】でも1位になっています。
「長野県宮田村」には次のような魅力があります。
- 生活圏半径が約2kmとコンパクトで買い物がしやすい
- 村内に診療所があり、総合病院へも車で約10分
- 3歳未満児専用保育園があり、共働きも安心
「村」の【若者世代部門】と【シニア世代部門】は、「長野県木島平村」が1位でした。
「長野県木島平村」には次のような魅力があります。
- 村内に診療所が2軒あり、総合病院へも車で約15分
- 北陸新幹線飯山駅へ車で約15分
- 温泉、スキー、キャンプ、登山などが楽しめる
それぞれのランキングの詳細は、「田舎暮らしの本」2021年2月号に掲載されています。