東京都の飲食店は4月も夜9時まで。お酒は夜8時まで
4月も夜9時までが続く
東京都が、飲食店の営業時間短縮を4月21日まで延長することが確定しました。
東京都では、4月1日から21日までを「リバウンド防止期間」としており、これまでと同様の感染予防対策を行ないます。
4月21日までの営業時間は「5時から21時まで」、酒類が提供できるのは「11時から20時まで」に限られています。
これは、3月の緊急事態宣言の解除後と同じです。
つまり、4月21日までは、「営業は夜9時まで、お酒は夜8時まで」という、現在のルールが、そのまま続きます。
協力した店舗には1日当たり4万円の協力金
東京都の要請を受けて、営業時間を短縮した店舗に支払われる「感染拡大防止協力金」の金額は一店舗当たり84万円になります。
ただし、これを受け取るには4月1日から4月21日までの21日間、ずっと営業時間の自粛を行なう必要があります。
1日当たりにすると「4万円」になりますが、営業時間を短縮した日の分だけ、日割りでもらうということはできません。
それ以外にも、ガイドラインを遵守して「感染防止徹底宣言ステッカー」を店舗ごとに掲示することなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
新規陽性者は増加中
東京都の新型コロナウイルスの新規陽性者数は、増加傾向が止まりません。
3月24日時間の7日間の平均は「299.9人」で、前週の「293.7人」に対して、102.3%の増加比となりました。
つまり、新規陽性者が増えています。
3月25日以降も、新規陽性者の数は、前の週の同じ曜日を上回っており、このままでは「第四波」の感染拡大が起きる可能性があります。
東京都では、「日中も含めた不要不急の外出自粛」を呼びかけており、など、生活や健康の維持のために必要な場合を除き、原則として外出しないこと等を要請しています。
「緊急事態宣言」が解除されたからといって、新型コロナウイルス以前の生活に戻ってしまうと、感染の拡大が止まらなくなります。
油断せずに、感染予防対策を続けてください。