シニアのスマホ所有率、60代は8割、70代でも6割を超える
[2021/5/27 00:00]
関東地方のシニアへの調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、高齢者のスマートフォン(スマホ)所有率を公開しています。
2021年1月に行なわれた調査には、関東一都六県の60歳~79歳の男女508人が回答しています。
「60代」のスマホ率は80%
今回の調査では、「60代」のスマホ所有率は「80%」でした。
昨年の69%に比べて、11%も増えています。
「70代」のスマホ率は62%
「70代」でも、スマホの所有率は上がり、ついに50%を越えて「62%」に達しました。
「フィーチャーフォン(ガラケー)」の所有率は「26%」で、56%もあった2018年の半分もありません。
周囲に勧められてスマホにするシニアが多い
ここ2年以内にスマホにしたシニアに、「スマホを所有した理由」を聞いています。
一番多いのは「家族のすすめ」でした。
次に多いのが「ガラケーが使えなくなった」でした。
三番目に多いのが「周囲にスマホを持っている人が増えた」でした。
つまり、自分から進んでスマホにしているというよりも、周囲のすすめや雰囲気によってスマホに乗り換えている人が多いのです。
「使いたい機能/アプリがあった」のように、積極的にスマホを選んでいる人は少数派なのです。