今年も新型コロナの影響で、お盆に帰省する人は「2割」だけ
[2021/7/20 00:00]
千人に聞いた「この夏の過ごし方」
調査会社のクロス・マーケティングが、「この夏の過ごし方に関する調査」の結果を公開しています。
2021年7月に行なわれたインターネット調査には、全国の20~69歳の男女1,100人が回答しています。
「帰省」の予定が無い人が8割
「今年のお盆の帰省予定」を聞いています。
一番多く、全体の8割近くを占めたのは「帰省する予定はない」でした。
つまり、今年の夏のお盆に帰省する予定の人は、2割しかいません。
帰省する人の内訳は、「宿泊を伴う帰省」と「日帰りの帰省」が、それぞれ1割ずつです。
「帰省」予定の人は、実家が近い
帰省する予定がある人に「自宅から帰省先の距離」を聞いています。
一番多いのは、「同じ都道府県内」で4割でした。
つまり、帰省する人の半分近くは、帰省先が同じ県内で、とても近くにある人なのです。
そして、帰省先が「近隣の都道府県」が3割、「それ以上の距離」が2割と、帰省先が遠くなるほど、帰る人が少なくなっています。
今年も、新型コロナウイルス感染症が流行しているため、昨年と同じように、県境をまたぐような遠距離の移動の自粛を呼びかけられています。
同じ県内なら帰省しても大丈夫、近隣の県内ならギリギリ、遠くの実家に帰るのは「まだ、遠慮しておきたい」という感じなのでしょう。
今年の夏は自宅で過ごす
帰省も含めて「不要不急の外出をしない」ように自粛が求められているいま、「今年の夏の楽しみ」を聞いています。
一番多かった回答は「クーラーの効いた部屋でゆっくり過ごす」でした。
全体の4割を超え、他の回答の2倍以上の支持を集めています。
とりあえず、今年の夏も、昨年と同様に、自宅でゆっくり過ごす事になりそうです。
せめて「自宅で生ビールを飲む」や、テレビで「東京オリンピック・パラリンピックを観る」ことで楽しみましょう。