8日から「まん延防止等重点措置」に茨城など8県を追加
[2021/8/7 00:00]
「まん延防止等重点措置」に8県を追加
政府は、新型コロナウイルス感染症対策として、8つの県に「まん延防止等重点措置」を適用することを発表しました。
これらの県では、新型コロナウイルスの新規陽性者数が増えており、対策が必要と判断されました。
対象となるのは、福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県です。
期間は、8月8日から31日までとなります。
「ステージ3」に相当する感染状況
「まん延防止等重点措置」は、新型コロナウイルス感染症の流行を示す4段階の基準のうち、2番目に厳しい「ステージ3」の地域を対象としています。
「まん延防止等重点措置」は、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県に発令中で、今回の追加により13道府県が対象となります。
さらに、政府の基準で一番厳しい「ステージ4」を対象とした「緊急事態条項」も、東京など6つの都府県に発令中です。
8月8日からの対象は、次の都道府県です。
まん延防止等重点措置
北海道、福島、茨城、栃木、群馬、石川、静岡、愛知、滋賀、京都、兵庫、福岡、熊本
緊急事態条項
東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄
制限が厳しい「措置区域」
「まん延防止等重点措置」では、その県の知事が、重点的に対策を行なう「措置区域」を指定します。
「措置区域」では、各種の制限が行なわれますが、特に飲食店の営業時間や、酒類の提供時間などを制限する要請の影響が大きいでしょう。
なお、同じ県内でも「措置区域」と「その他の区域」では、制限が異なります。
自分の住んでいる地域がどちらにあたるのか、県のホームページなどで確認しておきましょう。
また、知事の判断によって、「措置区域」では酒類の提供が停止することもできます。
要請される制限の内容についても、確認しておきましょう。