ワクチンの副反応で一番多かったのは「注射した部分の痛み」。用意しておきたいのは「鎮痛剤」と「お休み」
[2021/10/1 00:00]
ワクチンについてのアンケート
NEXERが運営する日本トレンドリサーチが、「コロナワクチンに関するアンケート」の結果を公開しています。
2021年8月に行なわれたインターネット調査には、全国の1,800人の男女が回答しています。
モデルナは副反応が多め
新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した人に、副反応があったかどうかを聞いています。
1回目の接種で副反応があった人は、ワクチンのメーカーによって差がでました。
ファイザーが52%、モデルナが66%、アストラゼネカが36%です。
2回目の接種で副反応があった人は、1回目よりも多くなっています。
こちらは、ファイザーが61%、モデルナが88%、アストラゼネカが44%です。
各メーカーによる接種数に差があるので、単純な比較はできませんが、「モデルナが多めで、アストラゼネカが少なめ」という傾向があるようです。
副反応で一番多いのは「注射した部分の痛み」
副反応の症状を聞いています。
1回目と2回めで、順位は違いますが、上位の5つは同じ症状が挙がっています。
この5つが、代表的な副反応と思って良いでしょう。
- 注射した部分の痛み
- 筋肉や関節の痛み
- 倦怠感
- 発熱
- 頭痛
準備しておきたい「鎮痛剤」と「お休み」
ワクチンの接種の前に、準備しておいて良かったことで、一番多いのは「解熱鎮痛剤」でした。
5割以上の人が、これを挙げています。
次に多いのが「休日の取得」です。
接種の翌日以降に副反応がつらくて、仕事を休みたいと思った人が多いのでしょう。
他にも、「飲み物、食料」や、熱さまシートなどの「額に貼る保冷剤」が挙がっています。
せめて、ワクチン接種の翌日は、家から出ず、ベッドの中で過ごせるように準備をすると良いでしょう。