新型コロナウイルスで「業績にマイナスの影響」は72%。宿泊と飲食は90%超え

[2021/10/17 00:00]

1万2千社に聞いた「コロナの影響」

企業情報サービスの帝国データバンクが、「新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査」の結果を公開しています。

回答した企業の72%が、新型コロナウイルスが、会社の業績に「マイナスの影響がある」としています。

また、「旅館/ホテル」に限ると、95%以上の企業が「マイナスの影響がある」としており、新型コロナウイルスによる影響の大きさが分かります。

2021年9月に行なわれた調査には、全国の12,222社が回答しています。

7割以上の企業が「マイナスの影響」

新型コロナウイルス感染症が、自社の業績に与えた影響について聞いています。

「マイナスの影響がある」は、全体の7割を超えました。

次に多いのが「影響はない」、そして「わからない」の順です。

「プラスの影響がある」という回答は少なく、5%しかありません。

出典:帝国データバンクのデータをもとに編集部が作成

95%が「マイナスの影響」を受けたホテル

「マイナスの影響がある」が多い業種を見てみましょう。

一番多いのは「旅館/ホテル」で、「マイナスの影響がある」が95%を超えています。

次は「飲食店」で、こちらも90%を超えています。

そして、「広告関連」、アパレル(繊維/服飾)の卸売と小売が続きます。

出典:帝国データバンクのデータをもとに編集部が作成

プラスの影響があったと言っても25%だけ

一方、「プラスの影響がある」が多い業種の1位は、有線放送などを含む「放送」でした。

しかし、プラスの割合は25%と高くありません。

つまり、「放送」全体の業績が良いのではなく、一部の企業に限られています。

すべての企業がプラスの影響を受けているわけではありません。

以下、学習塾などの「教育サービス」、「飲食料品小売」、そして総合スーパーなどを含む「各種商品小売」が続きますが、いずれもプラスの割合は限られています。

出典:帝国データバンクのデータをもとに編集部が作成

ほぼすべての業種に大きなダメージ

今回の調査で、新型コロナウイルスにより、7割以上の企業が、業績にマイナスの影響を受けていることが分かりました。

特に、「宿泊」や「飲食」の分野では、マイナスの影響を受けた割合が高く、9割を超えています。

新型コロナウイルスの影響で、旅行や外食が減ったことによるダメージが大きいのです。

また、新型コロナウイルスによりプラスの影響を受けたという業種もありますが、その割合は高くありません。

全般的に言えば、新型コロナウイルスは、マイナスの影響が大きく、流行が落ち着いた後も、業績の回復までには、長い時間と多くの対策が必要となるでしょう。

[シニアガイド編集部]
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