フリーランスの年収は「200万円未満」が最多。「400万円以上」は3割だけ
フリーランスについてのアンケート
オンラインプログラミングスクール「デイトラ」が、フリーランスについてのアンケート結果を公開しています。
2021年10月に行なわれたインターネット調査には、全国のフリーランス1,028人が回答しています。
多い職種は「ライター」
最初に、「現在の職種」を聞いています。
一番多いのは「ライター」でした。
以下、「デザイナー」「コンサルタント」「プログラマー」「イラストレーター」と続きます。
一番多い「ライター」でも、1割ほどなので、フリーランスの職種は広い範囲に渡っていることが分かります。
1日の労働時間は6時間前後
「1日当たりの労働時間」を聞いています。
「6時間以上9時間未満」と「3時間以上6時間未満」の2つで、7割を占めています。
6時間を中心にして、プラスマイナス3時間の範囲で働いている人が多いようです。
年収で多いのは「200万円未満」
「フリーランスとしての年収」を聞いています。
一番多いのは「200万円未満」でした。
これだけで4割以上を占めています。
次に多いのが「200万円以上400万円未満」で、こちらは3割弱でした。
年収が400万円以上の人は、全体の3割しかいません。
フリーランスを本業としているのであれば、ほどほどの収入と言うところでしょう。
修行は「2年以上」が最多
「フリーランスになるまでの勉強期間」を聞いています。
一番多いのは「2年以上」で、ほぼ半分を占めました。
フリーランスになるための修行期間は、かなり長いことが分かります。
しかし、次に多いのは「3か月未満」でした。
長く修行した人がいる一方で、ごく短い期間でフリーランスとしてやっていく人もいます。
これは、その人の職種が必要とする専門性の高さによるのでしょう。
最初の受注先は「元々の取引先」
フリーランスになるときに大変なのが、最初の仕事を見つけることです。
初めての受注は、どこからだったかを聞いています。
受注先は、「元々の取引先」と「知人」が多く、この2つで半分を占めています。
次も「紹介」なので、多くの人は、フリーランスとして独立する前の人間関係に頼って、最初の仕事を得ています。
自分で仕事を探せる「クラウドソーシングサイト」で、最初の仕事を受けた人は、1割ほどでした。
働き方に満足している人がf7割以上
「フリーランスとして働くことの満足度」を聞いています。
程度の差はありますが、「満足している」人は7割を超えます。
「あまり満足していない」など、否定的な意見は2割ほどしかありません。。
いろいろ問題はあっても、フリーランスという働き方が気に入っている人が多いことが分かります。