フリーランスの年収は「200万円未満」が最多。「400万円以上」は3割だけ

[2021/11/4 00:00]

フリーランスについてのアンケート

オンラインプログラミングスクール「デイトラ」が、フリーランスについてのアンケート結果を公開しています。

2021年10月に行なわれたインターネット調査には、全国のフリーランス1,028人が回答しています。

多い職種は「ライター」

最初に、「現在の職種」を聞いています。

一番多いのは「ライター」でした。

以下、「デザイナー」「コンサルタント」「プログラマー」「イラストレーター」と続きます。

一番多い「ライター」でも、1割ほどなので、フリーランスの職種は広い範囲に渡っていることが分かります。

出典:デイトラ

1日の労働時間は6時間前後

「1日当たりの労働時間」を聞いています。

「6時間以上9時間未満」と「3時間以上6時間未満」の2つで、7割を占めています。

6時間を中心にして、プラスマイナス3時間の範囲で働いている人が多いようです。

出典:デイトラ

年収で多いのは「200万円未満」

「フリーランスとしての年収」を聞いています。

一番多いのは「200万円未満」でした。

これだけで4割以上を占めています。

次に多いのが「200万円以上400万円未満」で、こちらは3割弱でした。

年収が400万円以上の人は、全体の3割しかいません。

フリーランスを本業としているのであれば、ほどほどの収入と言うところでしょう。

修行は「2年以上」が最多

「フリーランスになるまでの勉強期間」を聞いています。

一番多いのは「2年以上」で、ほぼ半分を占めました。

フリーランスになるための修行期間は、かなり長いことが分かります。

しかし、次に多いのは「3か月未満」でした。

長く修行した人がいる一方で、ごく短い期間でフリーランスとしてやっていく人もいます。

これは、その人の職種が必要とする専門性の高さによるのでしょう。

出典:デイトラ

最初の受注先は「元々の取引先」

フリーランスになるときに大変なのが、最初の仕事を見つけることです。

初めての受注は、どこからだったかを聞いています。

受注先は、「元々の取引先」と「知人」が多く、この2つで半分を占めています。

次も「紹介」なので、多くの人は、フリーランスとして独立する前の人間関係に頼って、最初の仕事を得ています。

自分で仕事を探せる「クラウドソーシングサイト」で、最初の仕事を受けた人は、1割ほどでした。

出典:デイトラ

働き方に満足している人がf7割以上

「フリーランスとして働くことの満足度」を聞いています。

程度の差はありますが、「満足している」人は7割を超えます。

「あまり満足していない」など、否定的な意見は2割ほどしかありません。。

いろいろ問題はあっても、フリーランスという働き方が気に入っている人が多いことが分かります。

出典:デイトラ
[シニアガイド編集部]