「3回目のワクチン接種を受ける」人は64%。全体の3分の2を超える

[2021/11/7 00:00]

都民千人へのアンケート

東京都が行なったアンケートで、「3回目のワクチン接種を受ける」と答えた人が、全体の3分の2を超えました。

2021年10月に行なわれたインターネット調査には、20代から70代までの都民、1,000人が回答しています。

「3回目の接種」を希望する人は3分の2以上

「機会があれば、3回目のワクチン接種をうけますか」という質問に、「あてはまる」と答えた人が40.6%、「ややあてはまる」が23.7%でした。

程度の差はありますが、3回目の接種を行なう意向の人は64.3%で、3分の2を超えています。

一方、「あまりあてはまらない」は12.5%、「あてはまらない」が9.7%でした。

3回目の接種をするつもりのない人は22.2%で、回答者の2割を超えます。

また、「わからない」という人も13.5%います。

出典:東京都

4分の3を超えた「2回接種」

現在の接種状況を見てみましょう。

「2回接種した」人は74.6%で、全体の4分の3にあたります。

「1回接種した」や「必ず接種する」「おそらく接種する」を合わせると、ワクチンの接種に肯定的な人は85.8%になります。

一方、「絶対に接種しない」と「おそらく接種しない」を合わせると9.0%でした。

これに「わからない」を加えると、接種に否定的な人が、全体の1割を超えます。

出典:東京都

ワクチンを接種しない理由は「不安」

さらに、ワクチンを「接種しない」や「わからない」と答えた人に、その理由を聞いています。

ここでは、上位5つを見てみましょう。

  • ワクチンの副反応が心配だから 38.7%
  • ワクチンの重篤な健康被害が心配だから 28.2%
  • ワクチンの効果に疑問があるから 26.1%
  • アレルギーなど、体質的な理由で打てないから 23.9%
  • 感染しても自分は重症化しないと思うから 14.1%

これを見ると、ワクチンの接種を希望しない理由は、体質的な問題よりも、ワクチンに対する不安が大きいことが分かります。

[シニアガイド編集部]